インターネットショッピングが当たり前になった現代社会において、クレジットカードの不正利用が気になるところ。
大手企業での個人情報の流出も毎年絶えないし、クレジットカードにおいても、いつか犯罪に出会う可能性は十分にある。
ラグジュアリーカードが不正利用された
2020年に入って、ラグジュアリーカードから電話がありました。
電話をくれたのは、セキュリティ部門の担当者。
聞くと、ちょっと前の話になりますが、「2019年11月下旬に通販サイト○○で買い物をした記憶がありますか?」とのこと。
通販サイトの名前を告げてきましたが、聞いたこと無い名前だったので聞き返したけど、思い出せない。
金額は数千円の微々たる金額だけど、この具体的な金額を聞いても、全く思い出せない。
「あの、自分、ラグジュアリーカードは個人カードと法人カードを持っているんですが、どっちのカードですか?」と尋ねたら、「ブラックカード(法人)のほうです」との回答。
「ちょっと買い物をした記憶を思い出せないです」と答えました。
その後、16万円の不正決済も!
さらに、セキュリティ部門の担当者いわく、「12月にノジマオンラインで16万○○円の買い物をした形跡がありますが、買い物をされましたか?」との質問。
こちらは絶対にないと確信。
買い物をしたことが無いウェブサイトだけど、電気屋の「ノジマ」は知っているし、16万円台の買い物を忘れるはずがない。
というのも、今回の対象になっているのは法人カードだったし、会社で家電量販店から16万円の買い物といったらパソコンしか思い浮かばない。
パソコンは2019年春に2台購入したばかりだし、まだ必要な時期ではない。
「あ~、無いです無いです。ノジマオンラインで買い物をしてはいません。」と、こちらはキッパリ答えました。
(なんでまた、1ヶ月以上前の話をしてくるのかな?)という疑問はあったけど、いずれの決済も事前に食い止められていました。
ウェブ上の管理画面の中の、利用明細を見ても、一切、買い物の履歴が残っていません。
クレジットカード会社では、不正利用を検知するシステムで24時間監視しているのが基本。
どういうシステムになっているのか、詳細は分かりませんが、不正使用のパターンを分析しているという知見だけは薄っすら持っています。
個人情報の流出事故に、自分自身が含まれたことは過去にありますが、クレジットカードの不正使用は初めてでした。
しっかり監視している、ラグジュアリーカードのシステムに感謝です。
ちなみに、セキュリティ部門の担当者と話をしたところ、今回の件は、僕がオンラインショッピングをしている中でカード番号を抜き取られたのではないと言ってました。
予想される具体的な手口を聞きましたが、ここでの記載は差し控えます。
こういう犯罪が無くなることを切に願います。
不正利用された後も、不正じゃないと判断されれば利用可能
さて、今回、1ヶ月~1か月半ほど前の不正利用についての案内でしたが、じつは、その後もラグジュアリーカードは使用できていました。
主に店頭での利用でしたが、こちらは検知システムが「不正じゃない」と判断したためか、問題なく決済ができていました。
現在のラグジュアリーカードは差し替え
さて、不正利用があったクレジットカードは、今後、どうなるのか?と思った方もいるでしょう。
はい、新しいカードに差し替えとなります。
今回の電話を受けた時点で利用停止となり、今後、2週間ほど今のカードが使えなくなる期間が生じますが、仕方ありませんね。
逆に、法人カードを複数持っていてよかったと感じました。
個人カードは複数持ちが当たり前ですが、法人カードを複数持っている企業は多くないように思います。
万が一に備えての法人カードの複数持ちは、今の時代、必要なことなのかもしれませんね。