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セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスが、2021年10月14日より2022年3月31日までの期間限定で【初年度年会費無料】キャンペーンを開始しました。

約半年もの長期間にわたって、初年度年会費無料キャンペーンを実施するのは、近年では異例です。

セゾンプラチナ・ビジネスのメリットは何だ?

セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスは、年会費22,000円のプラチナカードです。
「ビジネス」とあるように、経営者や個人事業主向けのプラチナカードなのですが、実際には“一般の方”にも発行しています。

事実、申込みページの「お仕事」欄には、“代表取締役”や“会社役員”などの選択項目は無く、会社社長であってもお仕事は“会社員・公務員”を選択するほかありません。

引き落とし口座についても法人口座はもちろんのこと、個人口座の設定も可能ですので、ビジネスとは別の決済にも利用可能です。

では、早速、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスのメリットを今一度記載していきましょう。
2021年から色々と追加されたサービスもありますので、あらためて紹介します。

年会費優遇特典が付帯し、条件クリアで年会費半額

セゾンプラチナ・アメックス(個人カード)には無い、“プラチナビジネス”限定の優遇特典として、年会費が条件クリアで半額になる優遇特典が付いています。
具体的には、年間200万円(税込)以上の利用で、年会費が半額の11,000円に優遇されるというもの。

年間200万円の利用であれば、決して大きなハードルではなく、一般的なゴールドカード並みの年会費で持てる唯一のプラチナカードとなりまうす。

JALのマイルが貯まりやすい

これは、個人カードのセゾンプラチナ・アメックスにも言えることですが、セゾンカードでは一部のゴールドカードおよびプラチナカード会員向けに「セゾンマイルクラブ」というサービスを提供しています。
セゾンマイルクラブは、参加登録すると1,000円のショッピングにつき、自動的にJALのマイルが10マイル貯まるプログラム。

そして、永久不滅ポイントも通常の100円=1ptより低くなりますが、2,000円=1ptが貯まります。

年間200万円の利用があったとすると、2万マイル貯まる計算。
前述の年会費優遇も加味すると、年会費11,000円で2万マイル貯まるとなると、年会費の数倍の元を取れる計算となります。

また、JALのマイレージプログラムでは、特典航空券に交換するほかに、貯めたマイルを他社のポイントプログラムに移行することも可能です。
たとえば、Amazonギフト券に交換した場合、1万マイル=1万円のAmazonギフト券。

セゾンマイルクラブに登録せずに、普通に永久不滅ポイントをAmazonギフト券に交換した場合は、0.5%のポイント還元率となりますが、いったんJALのマイルに移行したうえでAmazonギフト券に交換すると1.0%にポイント還元率が跳ね上がります。
しかも、永久不滅ポイントはその名の通り、貯めたポイントに有効期限がありません。
なので、JALを利用するか否かに関係なく、セゾンプラチナ会員はセゾンマイルクラブに参加したほうが、断然有利となります。

旅行系にめっぽう強いセゾンプラチナ

セゾンプラチナ・アメックスは、個人カードもビジネスカードも旅行系優待はかなりお得です。
というのも、2021年から始まった“超優待”という特典があり、セゾンポイントモールの約30の対象ショップを利用すると、通常のポイントモール経由の倍率のほかに【+20倍=+10%】のポイントを受け取ることができます。
この対象ショップには、Yahoo!トラベルやじゃらん、HIS、JTB、日本旅行、るるぶトラベル、一休.com、JAL、ANAなど、よく利用する方が多い旅行・宿泊予約サイトがたくさん。

つまり、旅行に行く機会が多い方、出張が多い方には、大きなメリットをもたらします。

また、ラグジュアリーなホテルを予約できるサイト「Tablet Hotels」の有料会員「Tablet Plus」の年会費9,900円が無料になる特典も付帯。

Tablet Hotelsを利用することで、部屋のアップグレードやアーリーチェックイン、レイトチェックアウトなどのほか、ホテル内で利用できる100米ドル相当のクレジットがもらえるなど、高級なホテルをお得に宿泊することが可能です。

ちなみに、Tablet Hotelsでは、国内ホテルのほか、海外のラグジュアリーホテルも予約可能です。

コンシェルジュの対応範囲が広い

通常、コンシェルジュというと、旅行や宿泊施設の案内や予約手配、飲食店の案内・予約などを受付けています。
カード会社によっては、日本未入荷の商品とか、品薄の商品の販売店を調べてくれたりすることもありますが、すべてのプラチナカードがそうではありません。

セゾンプラチナ・ビジネスのコンシェルジュは、「セゾンプレミアムセレクション byクラブ・コンシェルジュ」という名称で2021年から新しくなり、他社では見られない、さまざまな相談に応じてくれるサービスに生まれ変わりました。

旅行や飲食店などはもちろんのこと、スイス留学のサポートや、有名料理店から料理人を派遣してもらったり、ミシュランの星を獲得したお店の予約を承ったり、家事代行を依頼したり、投資用不動産物件を案内してもらったり・・・

とにかく、対応範囲が広いのがセゾンプラチナのコンシェルジュ。

それもそのはず。このクラブ・コンシェルジュは、通常入会金22万円、年会費19万8千円が必要なサービス。(いずれも税込)
これをセゾンプラチナ会員は無料で利用できます。

ポイント還元率が高い

実は、セゾンプラチナ・ビジネスの基本となるポイント還元率は0.5%で、1.5倍ポイントが貯まる個人カードの0.75%より劣っています。

しかしながら、セゾンマイルクラブに参加することで、ポイント還元率を伸ばすことが可能。

前述でも書いた通り、たとえばAmazonギフト券に交換する場合、ショッピングの利用1,000円=1pt=5円相当となり、ポイント還元率は0.5%。
しかし、セゾンマイルクラブに参加し、JALのマイレージプログラムに移行して、そこからAmazonギフト券に交換すると、セゾンプラチナ・ビジネスのショッピング1,000円=10マイル=10円分のAmazonギフト券となり、ポイント還元率は1.0%に倍増します。
セゾンマイルクラブに参加しても、ショッピング2,000円=1pt貯まるので、これもAmazonギフト券に交換すると実質的にはポイント還元率1.25%。

加えて、セゾンカードでは「セゾンクラッセ」というサービスを提供しており、セゾンクラッセのスコアが★6となると、その月は+0.5%のポイントを受けることができます。
つまり、セゾンマイルクラブとセゾンクラッセ★6つを加味すると、ポイント還元率1.75%。

衝撃的なポイント還元率となります。

セゾンプラチナ・ビジネスのデメリットは何か?

年会費22,000円のプラチナカードの中では、コスパ最強ともいえるセゾンプラチナ・ビジネスですが、デメリットもあります。

一つ目は、追加カードが1枚から有料で3,300円が発生する点。
追加カードは、会社の社員に持たせることが可能ですが、奥さん(配偶者)のカードとして作ることも可能。

たとえ、追加カードを1枚発行しても、年会費は25,300円と、備わった優待サービスの割には安いと言えますが、どうしても“有料”という言葉には割高感を感じないとは言えないです。

二つ目は、旅行傷害保険が追加カード会員に適用されない点です。
なので、夫婦でこのカードを持って、しかも旅行によく行く場合は、別の旅行傷害保険が付帯したクレジットカードを利用するのがベターとなります。

しかし、この場合、前述の旅行に関する優待特典を利用することに抵抗が生じることとなり、やはり、このカードは本会員のみで利用するのが無難だと思います。
家族カードも欲しいなら、セゾンプラチナ・アメックスの個人カードを申し込みましょう。
そうすれば、家族カード会員も旅行傷害保険の対象となりますから。