保有するカードその10:三菱UFJカード・プラチナ・アメックス

三菱UFJカード・プラチナ・アメックスは登場した頃から知ってはいましたが、「2万円のプラチナカードなんだし、提供できる優待サービスは、たかが知れているだろ」なんて考えから、作ろうと思ったことはありませんでした。

しかし、コンシェルジュの対応が変わったことやクラブオフが追加されたことなど、年会費22,000円と言えども、中身はだいぶ充実してきたかな?との思いから2023年に申込みをしました。
ラグジュアリーホテルの優待も増えましたし。

結論から言うと、この年会費ではセゾンプラチナ・アメックスと並び、おすすめできる1枚であると言えます。
対象となるラグジュアリーホテルを朝食2名無料や客室アップグレード、100米ドル相当のホテルクレジット付きなどで泊まれ、国内の対象ホテルもラグジュアリーカード同様に多い。
しかも、クラブオフが付帯していますので、宿泊費1万円くらいのホテルを3,500円で泊まれたりと、宿泊費を安く抑えたい!という要望にも応えてくれます。

2名以上の予約で1名分のコース料理が無料になる「プラチナ・グルメ・セレクション」は、関西圏ではセゾンプラチナ・アメックスに対象店舗数の多さで負けますが、全国で170店舗以上(2023年10月時点)。

コンシェルジュも様々な要望に応えてくれます。

また、アメックスブランドとなると、海外での利便性に欠けますが、三菱UFJカードでは「デュアルスタイル」というサービスを提供しており、たとえば、三菱UFJカード・プラチナ・アメックス会員がゴールドプレステージ(Visa、Mastercard、JCB)を持つ場合、2,200円の年会費となります。
三菱UFJカード ゴールドプレステージは通常年会費11,000円ですので、かなりお得ですよね。
デュアルスタイルでVisaまたはMastercardを選択すれば、海外での利便性も大幅に解消されます。

ただし、ポイント還元率には期待できない1枚です。
三菱UFJカードは、対象となるコンビニ等で最大5.5%還元と公式サイトにも記載がありますが、最大のポイント還元率となるためには、貯めたポイントをビックカメラまたはベルメゾンのポイントに交換する必要があります。
2023年より、スマホアプリでのみAmazonギフトカードへ1pt=5円でポイント交換ができるようになり、この場合も最大のポイント還元率となりますが、PCでポイント交換した場合は、Amazonギフトカードへの交換レートが低いです。

そのほか、もともとのポイント還元率は高くないですし、ポイントを重視される方にとっては大きく勧められないので注意してください。

保有カードその11:セゾンプラチナ・アメックス

セゾンプラチナ・ビジネスを2019年に初めて作って保有しているのですが、改悪が続いたため、2023年に個人カードであるセゾンプラチナ・アメックスに入会しました。

ちなみに、“切替え”ではなく、色々事情があって今現在もビジネスと個人カードの2枚を併用して持っています。

ただ、2024年に秋にはセゾンプラチナ・ビジネスを解約し、個人カードであるセゾンプラチナ・アメックス1本に絞る予定です。

セゾンプラチナ・アメックスは、セゾンマイルクラブというサービスが用意され、これに無料で登録できるのが大きなメリットです。
セゾンプラチナ・ビジネスは2023年に改定があり、サービス年会費5,500円が必要となりましたが、個人カードのセゾンプラチナ・アメックスは無料のまま。

セゾンマイルクラブに参加登録することで、1000円の利用ごとにJALマイルが10マイル貯まっていきます。
さらに、通常の半分の付与となりますが、永久不滅ポイントも2,000円=1pt付与されます。

貯めた永久不滅ポイントをJALマイルに交換する場合、結果としてマイル還元率は1.125%となりますので、JALマイルを貯めている方には大きなメリット。

セゾンマイルクラブに参加しない場合の通常のポイント還元率は0.75%(1pt=5円のアイテムと交換した場合)ですが、セゾンマイルクラブに参加してJALマイルを貯め、JALマイレージバンク経由でSuicaなどに交換した場合、最終的なポイント還元率は最大1.25%に跳ね上がります。
なので、マイル還元率だけじゃなく、ポイント還元率も高い1枚となります。

セゾンプラチナ会員は、セゾンのふるさと納税利用で10%ポイント還元を受けられますので、仮に10万円のふるさと納税を行ったら1万円相当のポイント還元を受けられます。(1pt=5円相当のアイテムと交換した場合)

コンシェルジュも三菱UFJカード・プラチナ・アメックス同様、まずまず使いやすいですが、「ポイント還元率(またはマイル還元率)もそこそこ重視しつつふるさと納税も行う」といった方には、かなりおすすめできる1枚です。

国内で対象となるホテル数は少ないのが残念ですが、世界の対象となるちょっと高級なホテルを朝食2名まで無料や客室アップグレード、レイトチェックアウト、100米ドル相当のホテルクレジット付きで泊まれる優待が付帯するほか、2名以上の予約で1名分のコース料理が無料になる招待日和も付帯。

三菱UFJカード・プラチナと異なり、通年で様々な加盟店でキャッシュバックを受けられる優待も実施していますので、実質的な年会費は三菱UFJカード・プラチナと比べても安いです。

個人的には、多くの方におすすめできる1枚です。

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