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2024年2月に登場したアメックス・ゴールド・プリファードと、ダイナースクラブカードについて、視聴者さんからコメントを頂いたので、どっちのカードを選べばよいのか?迷っている方のため、2枚のクレジットカードについて特徴を記述してしていきます。

年会費の差は大きいがよく比較される2枚

まず、年会費について記載していきますと、以下のようになります。

アメックス
ゴールド・プリファード
ダイナースクラブカード
年会費(本会員) 39,600円(税込) 24,200円(税込)
家族会員 2枚まで無料
3枚目以降は
19,800円(税込)
5,500円(税込)

ご覧のように、本会員の年会費は15,400もの開きがあります。

一方、家族カードは、ダイナースクラブカードが1枚目から5,500円(税込)と有料なのに対して、ゴールド・プリファードは2枚まで無料となります。
配偶者用として家族カードを作る方にとっては、差額が少し縮まりますが、家族カードを1枚作ったとしても1万円くらいの差がありますね。

空港ラウンジ

空港ラウンジについてはダイナースクラブカードの方が上です。
ダイナースは、国内で利用できる空港ラウンジが1番多く、三井住友カードや三菱UFJカードよりも多い特徴があります。

ゴールド・プリファードはプライオリティ・パスが付帯しますが、年間2回まで無料で、3回目以降については1回の利用につき35米ドルが必要となります。

一方のダイナースクラブカードは海外空港も利用可能ですが、こちらも年間10回までの利用制限が設けられています。
ただ、年間10回までの利用であれば、多くの方にとって影響はないものと推測されます。

グルメ優待

それぞれに特徴があります。

2名以上の予約で1名分のコース料理が無料になる特典は、ダイナースクラブカードが圧倒的に多いです。
コンパニオンカードとして、プラチナマスターカードが1枚付いてくるので、招待日和を含め国内300店舗以上が対象。

ゴールド・プリファードは、

〇トランジットジェネラルオフィスの飲食店で15%割引
〇対象となるホテルのレストランで20%割引
〇ポケットコンシェルジュの予約・決済で20%キャッシュバック(年間1万円が上限)

といった特典が付帯。

そのほか、年間5000円が上限となりますが、スターバックスカードのオンライン入金で20%キャッシュバックという特典も付いています。

ダイナースクラブカードは、期間限定で対象飲食店をお得に利用できるイベントが毎年開催されています。
今だと、東京ミッドナイトナウン レストランウィークが開催中ですし、2024年3月15日から開催される日本橋キャンペーンでは、割引やワンドリンクサービスなどの特典付き。

ほかにも銀座レストランウィークやフランスレストランウィークなんかも開催され、フランスレストランウィークについては全国に対象店があるのも魅力です。

ホテル優待

ゴールド・プリファードは、年間200万円以上の利用でカードを継続すると、フリー・ステイ・ギフトがもらえる特典があり、これは大きいです。
この特典だけで、年会費の大半を回収できるケースもあります。
この年間200万円以上をクリアできないなら、コンシェルジュも利用できませんし、年会費の元をカバーできるかどうか、不安な1枚です。

また、カードの継続特典として、アメックス・トラベル・オンラインで利用可能な1万円分のトラベルクレジットも魅力的。
アメックス・トラベル・オンラインは、他の大手宿泊サイトと比べて少々高めの宿泊料金を提示することが多いですが、1万円分のトラベルクレジットがもらえるなら嬉しいです。

ゴールド・プリファードはザ・ホテル・コレクションも利用できますが、2連泊以上が特典を受け取る条件となっているので注意が必要です。

そのほか、アメックス、ダイナースともに一休.comで利用できるクーポンを毎月先着100名に配布しています。
ただし、アメックスが3000円でダイナースは3万円以上の予約で利用できる5000円クーポンといったように、金額の違いがあるほか、競争率はアメックスの方が激高。

アメックスは、富裕層がいる反面、一般的な年収の方も多いため、会員の幅が厚いと言えます。

ダイナースクラブカードには、客室アップグレードとか特典付きで泊まれる優待もありますが、一般カードだとあまりお勧めできません。
プレミアムカードだとお得度が高まるのですがね・・・

ポイントプログラム

ゴールド・プリファードもダイナースクラブカードも100円の利用につき1ptが付与されます。
基本となるポイント還元率はいずれのカードも高くありませんが、次年度年会費に1pt=1円で充当できるゴールド・プリファードはポイントが使いやすいと言えます。

一方、ダイナースクラブカードは期間限定ながら、対象のコンビニや映画館、飲食店等でポイントが8倍になるキャンペーンを実施中。
2024年3月31日終了予定ですが、いままで延長に延長を重ね1年以上実施してきたことや、他社の動向なんかも含めると、常態化する可能性もあります。

また、いずれのカードも、別途年会費を払うことでAMCに1pt=1マイル(マイル還元率1%)で移行できます。

ゴールド・プリファードとダイナースクラブカードのまとめ

いずれのカードにも、それぞれの良さがあるので、価値観によって選択肢が変わってくるのかな、と感じます。
また、ダイナースクラブカードとアメックスゴールドは比較されることの多い2枚ですが、2枚持っている方も少なくないのも現状なので、まずはどちらかに入会されてみてはいかがでしょうか?

アメックスカードに関しては紹介できますので、ご希望の方は以下のフォームよりご連絡ください。