ダイナースクラブカードで貯めたリワードポイント。
これを国内のエアラインのマイレージプログラムに移行する場合、今までは“ANA”一択でしたが、2022年1月28日よりJALマイレージバンク(JMB)へ移行することも可能となりました。
移行レートは低いが余ったポイントの処理としての選択肢も
今回、ダイナースグローバルマイレージに追加されたJAL。
2022年2月1日現在、ダイナースグローバルマイレージには、5つの航空会社が参加しています。
その5つとは、ANA(全日本空輸)、デルタ航空、ユナイテッド航空、大韓航空、そして今回追加されたJAL(日本航空)。
このうち、ANAは1,000pt=1,000マイル、デルタ航空とユナイテッド航空と大韓航空は2,000pt=1,000マイル。
これに対して、JALは2,500pt=1,000マイルなので、移行レートが不利です。
仮に、ダイナースクラブカード(一般)で年間200万円利用したとすると2万pt貯まり、これをANAマイレージクラブに移行すると2万マイル。
JALに移行した場合は、8,000マイルにしかならないので、大きな差となります。
まぁ、2万ptは他の商品に交換すると8,000円程度なので、それに比べればマイルに移行した方が有利と言えば有利ですが。。
JMBへの移行マイル数に上限は無し
メリットは、JALマイレージバンクに移行する場合は、移行上限の設定が無い点でしょうか。
ANAは移行レートは高いけれど、年間4万マイルが移行上限。6
なので、ANAに移行できなかったポイントをJALに移行する、という方法はありかも知れませんね。
JALのマイルが貯まりやすい他社プラチナカードとの比較
ちなみに、JALのマイルが貯まりやすいプラチナカードをピックアップし、ダイナースクラブカードと比較してみましょう。
セゾンプラチナ・アメックス(個人・ビジネス)
セゾンプラチナ・アメックスカードは、SAISON MILE CLUBというサービスに無料で登録することができます。
このSAISON MILE CLUBに参加登録をすると、毎月の利用明細で1,000円につき、JALのマイルが10マイル貯まります。
なので、年間200万円の利用があった場合、2万マイルが貯まることのなります。
また、永久不滅ポイントも“普通”よりは付与率が落ちますが、2,000円につき1pt貯まり、これをJALのマイルに移行することも出来ます。
なので、最低でも2万マイルが貯まるということですね。
ジャックスカードプラチナ
ジャックスカードプラチナは、ANAに移行した方がレートが高いのですが、JALのマイルに移行する場合も悪いレートではなく、
年間200万円利用するなら19,500マイルが貯まります。
また、利用金額から額面分を差し引く値引きサービス、Jデポも5,000円分がもらえるので、こちらもお得なプラチナカードと言えます。
セゾンプラチナアメックスもジャックスカードプラチナも、ダイナースクラブカードの8,000マイルに比べると非常に大きいですね。
JALのマイルを貯めたくて、ダイナースにこだわらないなら、セゾンやジャックスといった選択も視野に入ってくると思います。