三井住友カードと言えば、対象となるコンビニや飲食店でタッチ決済にて買い物をすると5%のポイント還元を受けられるのが魅力のクレジットカード。
三菱UFJカードは最大5.5%ですが、加盟店ごとに月間の集計を行って5.5%を乗じているほか、利用金額1,000円ごとにポイントを付与するのが大きなデメリットで、「取りこぼし」が生じやすい特徴があります。
これに対して、三井住友カードは全ての加盟店での利用分を合算して月間利用金額を算出し、200円利用ごとにポイントを付与する仕組みを採用しているため、三菱UFJカードに比べて取りこぼしが圧倒的に少ないメリットがあります。
7月からスマホのタッチ決済では7%ポイント還元
その三井住友カードですが、2023年7月1日より対象コンビニ・飲食店でのポイント還元率に変更が生じます。
具体的には、2023年7月1日以降、
〇クレジットカードでのタッチ決済は+4.5%還元
〇タッチ決済以外は+0(ゼロ)%
となります。
表にまとめると以下の通り
利用方法 | タッチ決済 Visaのタッチ決済・Mastercardコンタクトレス |
タッチ決済以外 | |
Apple Pay Google Pay |
カード現物 | ||
加算ポイント | +6.5% | +4.5% | 当サービスポイント加算対象外 |
基本ポイントを加味したポイント還元率 | 7%還元 | 5%還元 | 0.5%還元 |
クレジットカード現物でのタッチ決済は、今まで通りの5%還元を受けられますが、これをスマホ決済(Visaのタッチ決済・Mastercardコンタクトレス)にすることで7%のポイント還元にアップします。
逆に、Visaのタッチ決済やMastercardコンタクトレス以外の決済、クレジットカードを端末に挿入するとか、iDで決済するとか、そういった場合は当サービスのポイント加算対象外となるので要注意です。
僕自身、クレジットカード現物でのタッチ決済をよく利用するので、今のうちからスマホでタッチ決済をするよう行動を改めようと思います。
毎月1万円の利用があるなら年間で8,400円の還元
対象となるコンビニ・飲食店にて、毎月1万円の利用がある場合、年間だと12万円の利用となります。
これの7%となると、8,400円。
僕なんかだと、毎月2万円以上は利用していますので、年間で少なくとも24万円。
これに7%を乗じると、1万6800円にもなります。
今までは5%還元なので1万2,000円でしたが、それよりも4,800円も大きな額。
1軒飲みに行ける金額ですね。
ありがたい改定です。
最近、クレジットカード業界では改悪ニュースが目立ちますが、久しぶりに嬉しいニュースでした。