ダイナースクラブカードには、【エグゼクティブダイニング】というグルメ優待が付帯しています。
【エグゼクティブダイニング】とは、2名以上で所定のコース料理を予約すると1名分が無料になる優待特典で、他社のプラチナカード以上のクレジットカードにも、サービス名称や提供する運営会社が異なるものの多く付帯されています。
エグゼクティブダイニングの対象店舗は全国250店舗以上
エグゼクティブダイニングの対象店舗は、2023年1月時点で全国約260店舗となります。
この店舗数は変動しますので、240店舗だったり270店舗だったりということもありますが、いずれにしても他社の類似サービスと比べて対象店舗数は最高水準。
コース料理の料金はお店によって異なり、1万円を切るお店もあれば2万円を大きく超えるお店も存在します。
ただ、僕自身、長年利用している経験上、概ね1万円~2万円の価格帯が多いです。
ダイナースクラブカードの年会費は24,200円(税込)ですから、概ね年間に2回利用すれば、年会費相当のベネフィットを受け取れる計算です。
また、他社サービスと異なり、6名以上の予約で2名分のコース料理が無料になるプランも用意されており、友人同士や身内の集まりで利用する、といった使い方もできます。
コンパニオンカードにも同様のサービスが付帯
ダイナースクラブカードと言えば、コンパニオンカードとして【TRUST CLUB プラチナマスターカード】を1枚無料で発行できます。
TRUST CLUB プラチナマスターカードには、Mastercardがプラチナ以上の会員に提供する優待特典【招待日和】が付帯しています。
この招待日和も、2名以上の予約で1名分のコース料理が無料になる優待サービス。
エグゼクティブダイニングを除いては、招待日和が最も対象店舗数が多く全国に240店舗くらいあります。
ダイナースクラブカード会員は、エグゼクティブダイニングと招待日和、両方を利用できるということになります。
全国300店舗以上で1名分のコース料理が無料
さて、ここで気になるのが、ダイナースクラブカードを持っていると、いったいどのくらいの数のお店で1名分のコース料理が無料になる優待を活用できるのか?という点です。
先日、動画の視聴者さんから「エグゼクティブダイニングも招待日和も同じ優待なんだから、コンパニオンカードの出番はないのでは?」というコメントを寄せられましたが、僕自身、過去の経験から直感的に「いや、対象店舗数は絶対に多くなる」と感じました。
そこで、少々面倒でしたが、ダイナースクラブカード(一般カード)に付帯する「エグゼクティブダイニング」と、コンパニオンカードに付帯する「招待日和」の対象店舗を書きだし、重複分を除いた実質の対象店舗がどのくらいの数になるのか、調べてみました。
結果、エグゼクティブダイニングの対象店舗は2023年1月時点で258店舗、招待日和の重複しない対象店舗数が国内で62店舗、合計すると全国320店舗となりました。
また、コンパニオンカードに付帯する招待日和は、シンガポールにも対象店舗は8店舗存在しており、これを合わせると国内外約330店舗となります。
いずれにしても、他社のプラチナカードを大きく凌ぐ数値ですね。
プレミアムエグゼクティブダイニングの対象店舗も複数含まれる
なぜ、300店舗を大きく超える数になったのか?を少しだけ記載させていただきます。
まず、ダイナースクラブ プレミアムカード会員が利用できるエグゼクティブダイニングには、プレミアムカード会員専用の「プレミアムエグゼクティブダイニング」が存在しています。
なので、ダイナースのプレミアムカード会員は、エグゼクティブダイニングの対象店舗が全国約340店舗(2023年1月時点)と、ダイナースの一般カード会員よりも非常に多くのお店で優待を活用できます。
しかし、TRUST CLUB プラチナマスターカードに付帯する招待日和には、ダイナースのプレミアムカード会員しか利用できないお店も多数含まれています。
それ以外に、エグゼクティブダイニングの対象となっていない飲食店も招待日和には多く含まれており、これらを合算すると、ダイナースの一般カード会員は国内で320店舗でお得に食事ができるということです。
ダイナースの一般カードには、これ以外にもグルメ系優待が付帯しており、グルメ系優待に期待するなら24,200円(税込)は、かなりコスパの高い年会費設定ではないか?と思います。
今なら、新規入会キャンペーンを実施中ですので、興味を抱いた方は入会を検討してみてはいかがでしょうか?