ラグジュアリーカードの個人カードのひとつである、GOLD CARDが2011年11月17日より新規申し込みの受付を開始しました。
GOLD CARDの個人カードは日本での登場以来、ずっと招待制でしたが、ここにきて方向転換です。
年会費22万円のラグジュアリーカード(GOLD CARD)
ラグジュアリーカードには、チタンカードとブラックカードも存在し、それぞれ年会費が55,000円、110,000円となっています。
これに対して、ゴールドカードの年会費が220,000円と、大きくアップ。
GOLD CARDは法人決済用が新規受付をしているのに対して、個人カードは登場以来、招待性となっていました。
しかし、このたび、最上級カードとなる「Mastercard®︎ Black Diamond(マスターカード ブラック ダイヤモンド)」が登場したことで、Gold Cardは招待制を取りやめ、新規入会を受付ける運びとなりました。
Mastercard Black Diamondについては、後述するとして、まずは新規入会が可能となったGold Cardについて。
ブラックカードやチタンカードにはない優待について、列記していきます。
金属カードで表面は24金でコーティング
まず、材質はステンレスを採用しています。裏面はカーボン。
ブラックカードやチタンカードと大きく異なるのは、表面が24金でコーティングされている点。
超キラキラしているので、支払い時に店員さんに渡す際は注意が必要。
店員さんも驚きますが、周りのお客さんも「あれは何?」と驚くこと必至です。
年会費の高さも多少ネックではありますが、僕自身は、何と言っても、この光沢が最もちょっと気になって申込みに戸惑う大きな要因となっています。
コンシェルジュはライブチャット機能も活用可能
ラグジュアリーカードのコンシェルジュは秀逸なので有名というか、ステータスカードに詳しい方々の間では認知されている点です。
非常にスムーズに繋がるのが、僕自身も気に入っています。
Gold Card会員の場合は、ブラックカードやチタンカードと異なり、スマホの専用アプリでライブチャットでコンシェルジュとやり取りをすることが可能です。
コンシェルジュとの連絡手段に幅があるので、シーンに分けて使い分け可能で、さらに利便性が高まったと言えます。
HawaiianMilesのエリート会員ステータスPualani Platinum
ハワイアン航空のマイレージプログラムである「HawaiianMiles」のエリート会員ステータスPualani Platinumを無条件で獲得できます。
ブラックカード会員より、さらに上の会員ステータスなので、ハワイアン航空をよく利用される方には大きなメリットをもたらします。
ラグジュアリーリムジン対象飲食店は海外にもある
対象飲食店を利用する際、リムジン送迎をしてくれる「ラグジュアリーリムジン」は、ブラックカードとゴールドカード会員に与えられた優待特典。
ブラックカード会員は、国内の対象店舗で利用した際に、往路をリムジン送迎してくれるのですが、ゴールドカード会員は米国やシンガポール、中国にも対象となる飲食店があります。
加えて、ゴールドカード会員の場合は、往路・復路のいずれか片道を選択できるので、使い勝手の良いサービスとなっています。
ポイント還元率は1.5%
ポイント還元率の高さもラグジュアリーカードの魅力のひとつですが、ゴールドカード会員は1.5%のポイント還元率を誇ります。
また、フィラディスで利用可能なクーポンに交換する場合は、3.3%のポイント還元率にまで跳ね上がります。
ラグジュアリーカードは、デポジットを活用すれば9,999万円まで決済可能ですし、税金の支払いであってもポイント還元率が低下することはありませんので、高額決済をされる方にとってはかなり大きなメリットをもたらします。
ラウンジアワーはゴールド専用メニューも
ラウンジアワーは、基本的にブラックカードとゴールドカードで内容の違いはありませんが、お店によってはゴールドカード会員専用のメニューを用意している場合があります。
クラブヴェロシータでカーシェアリング優待
ラグジュアリーカード会員は、スーパーカー優待プログラムとして、クラブヴェロシータでのカーシェアリング優待が利用できます。
通常メンバーシップ更新費として129,000円かかるところを「0円」、月会費20万円のところ「6,000円」、レンタル費用84,000円のところ「49,500円~」とお得。
ゴールドカード会員は、1回限りとなりますが、これよりさらに安く、レンタル価格20,000円で体験できます。
完全招待制のマスターカード ブラック ダイヤモンドについて
Mastercard Black Diamond(マスターカード ブラックダイヤモンド)は、ラグジュアリーカードとしては初めての入会金が必要とされるクレジットカード。
入会金110万円(税込)、そして年会費が66万円(税込)。
なので、入会時には176万円が必要ということですね。
ダイナースのロイヤルプレミアムや、アメックスのセンチュリオンを大きく超える費用が必要なクレジットカードです。
このカードは、ブラックダイヤモンドは秘匿性が高いので、プレリリースされている情報しか提供できませんが、優待特典の一例を示すと以下のようになります。
・大手エアライン国際線特典航空券日本-ハワイ便往復ビジネスクラス相当のマイルをプレゼント(年1回)
・GILT目利き担当者が個別のヒアリングからセレクトする究極のカスタマイズギフトをご用意(1回15万円相当、年2回)
・国内外でご利用いただけるMarriott GiftCardや東急ホテルズと提携した選べるホテルギフト(最高20万円相当)
・Black Diamond担当コンシェルジュチーム「Black Diamond Assistant」がサポート。会員様をよく知る熟練3名の担当者チーム制でサポートする環境を完備
・業界最高水準2.0%のポイントプログラム:25万円ご利用ごとに11,000円分のワインクーポンに交換可能(賞品還元率最大4.4%)。1000万円の納税や経費決済で20万円のキャッシュバックやAmazonギフト券。4社のマイルにも交換可能。
・会員様同士のつながりを大切にしているコミュニティとして、Black Diamond会員同志や経営者同士が交流できる場をご提供。
・パーク ハイアット 東京 スパ&フィットネス施設「クラブ オン ザ パーク」都度料金(5,500円/税込)で毎週1回、特別メンバーとして利用可能入会金、保証金、年会費が不要。
・予約の取りづらいレストランや会員制レストランなどを定期的に確保。Black Diamond会員様に優先案内。
かなり良心的な優待内容!?
年会費66万円と超高額ではありますが、優待特典の内容を見る限り、年会費相当かなと感じました。
金額で見える部分が多く、ホテルやマイル、年2回のギフトを合算すると年会費相応以上。
コンシェルジュもグレードアップしますし、ポイント還元率の高さから、年間利用金額が大きいなら間違いなく年会費以上のベネフィットを受けられます。
ただし、完全招待制なので、興味のある方は、まずは新規入会申し込みを受け付けているラグジュアリーカードへの入会を検討されてはいかがでしょうか?
既に会員の方で興味がある方は、実績を積み上げてブラックダイヤモンドを目指しましょう。