JCBのオリジナルシリーズには、JCB一般カードがありましたが、2023年12月、オリジナルシリーズの新しいスタンダードカードとして「JCB カード S」がリリースされました。
「ステータスカード」ではありませんが、ちょっと気になったので、ここで紹介いたします。
年会費無料でクラブオフが付帯したJCBカードS
まず、この「JCBカードS」は、今までのJCB一般カードの後継となる年会費無料のクレジットカードです。
年会費無料なのに、なぜ紹介するか?といえば、第一に個人的に超好みのデザインである点です。
まず、JCBカードSのデザインをご覧ください。
どうでしょうか?
シンプルなオリジナルシリーズのデザインをベースに、カラーがいいですよね。
僕は大好きなカラーです。
落ち着きと品があって、「ゴールドカードです」といっても通るようなデザイン。
僕がもし20歳くらいで、初めてクレジットカードを作るなら、絶対に申込みをすると思います。
そして、このカード、年会費無料であるにもかかわらず福利厚生サービス「クラブオフ」が利用可能です。
クラブオフは、国内外20万ヵ所以上の施設で割引等の優待を受けられる福利厚生サービスで、通常は、他社を含め、三菱UFJカード ゴールドプレステージ(年会費11,000円)やJCBゴールド(年会費11,000円)に付帯しているサービス。
もちろん、プラチナカードの中にも付帯しているケースはありますが、JCBカードSは年会費無料なのに付帯しています。
特定のお店で〇%ポイント還元、というクレジットカードが流行っていますが、クラブオフを上手く活用すれば、映画館やカラオケ、レジャー施設、飲食店、ホテルなどで年間1万円を超える割引優待を受けられます。
JCBオリジナルシリーズでは、昨年に続き、今年も対象のお店でポイントがプラス10倍(JCBカードSの場合)になる期間限定キャンペーンを開催しており、コンビニはもちろん、スーパーやドラッグストア、ピザの宅配や回転寿司などお店も豊富。
なんだかんだ言って、結果的に三井住友カード(NL)や三菱UFJカードよりも大きな恩恵を受ける人は少なくないかと思います。
スマホ保険も付帯
さらに、スマホの画面割れなどを年間3万円を限度として補償するスマホ保険も付帯。
購入から24ヶ月以内のスマホで、かつ毎月の携帯電話料金をJCBカードSで支払う必要がありますが、付いていないよりはマシでしょう。
JCBカードSのデメリットは?
では、JCBカードSのデメリットは何か?というと、一般カードなので仕方ありませんが、カードで購入した商品が破損した場合などで補償される動産総合保険が付帯していません。
厳密には、海外で購入した商品は年間100万円まで補償する保険が付帯していますが、国内でのショッピングは対象外。
なので、1年保証が付帯しない家電以外の商品を購入する際は注意が必要です。
また、最高2000万円まで補償する海外旅行傷害保険は付帯していますが、国内旅行傷害保険は付帯していません。
ですので、この辺を重視するならJCBゴールド以上のグレードが適切な選択といえるでしょう。
ただ、この辺は他社の一般カードも同じようなスペックなので、年会費無料のクレジットカードとしては、十分なスペックです。
新規入会キャンペーン情報に関しては、公式サイトにてご確認ください。