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今まで月会費制を採用してきた、セゾンローズゴールド。
そのカラーが支持され、女性に人気のゴールドカードです。

このセゾンローズゴールドですが、年会費制に改定されました。

年会費は実質無料!?のゴールドカード

セゾンローズゴールドは、もともと月会費980円に設定されていた、セゾンのゴールドカードです。
月980円ですから、年会費に換算すると11,760円。

セゾンローズゴールドは、月会費制のとき、毎月500円分のスターバックスで使えるクーポンがプレゼントされたり、条件クリアでスタンプが貯まっていき、貯めたスタンプ数に応じてプレゼントがもらえたり、などの特典が付帯していましたが、これらのサービスは終了となります。

一見改悪のように捉えられがちですが、2023年12月以降は、
〇年1回1円以上の利用で翌年度の年会費が無料
〇最高5,000万円まで補償する国内・海外旅行傷害保険付帯
〇年2回までの制限があるものの国内空港ラウンジが利用可能
〇海外からの帰国時に限りスーツケース1個を空港から自宅まで運んでくれる手荷物無料宅配
が付帯されることとなり、むしろ良くなったと捉える方も多いように感じます。

スターバックスのクーポンがなくなったといっても、月会費がかからないわけですから、自分で購入すればよいだけ。

また、12月のサービス改定に伴い、永久不滅ポイントも貯まりやすくなり、それまで国内では1倍の付与だったところ、2023年12月以降は国内での利用分は1.5倍のポイントが付与されるようになりました。

となると、やっぱり今回のサービス改定は“良い方向”へ変わったと捉えるべきではないでしょうか?

ゴールドカードらしくない!?

とはいっても、個人的にはもう少し改善してもらいたい点もあります。

ひとつ目は、空港ラウンジが【年2回まで】と制限されている点。
セゾンには、ベーシックなセゾンゴールドアメックスと特定のカフェやコンビニなどで最大5%還元が受けられるセゾンプレミアムゴールドが存在しますが、いずれも国内空港ラウンジの年間利用回数に制限は設けられていません。
なぜ、セゾンローズゴールドにだけ回数制限が設定されたのか、理解できません。

とはいっても、「年2回まで」の回数制限は、いずれ撤廃されるのではないか?と個人的には予想しています。

二つ目は、動産総合保険が付帯していない点。

「ゴールドカード」となると、年会費無料のクレジットカードよりもショッピングでの利用金額が平均で上昇すると思われます。
少々高価な買い物をする方もいるでしょう。
その際に、万一、購入した商品が故障や破損した場合、何らかの補償を受けたいものです。
家電製品のように、全ての商品が1年保証を付帯しているワケではありませんので。

通常、ゴールドカードは動産総合保険が付帯しているもの。

それが、セゾンローズゴールドに付帯していないのは「不思議」としか言いようがありません。

まぁ、年会費が実質的に無料となるゴールドカードなので、動産総合保険に関してはしょうがないとしても、条件達成で年会費が永年無料になるセゾンゴールドプレミアムや、他社だと三井住友カード ゴールド(NL)、エポスゴールドカードなどにも国内空港ラウンジサービスは付帯していますので、これくらいはサービス改定してもらいたいですね。