

コストパフォーマンスが高いダイナースの一般カード
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ダイナースクラブカードは、日本で最初に出回った汎用型のクレジットカードとされ、アメックスと並び高いブランドイメージが特徴的。
ステータス性の高いカードとして知られ、一般カードでありながら年会費は24,200円(税込)と、他社のゴールドカードと比べると少々割高な設定。
しかし、10年以上保有している僕の目線では、「下手なゴールドカードを作るくらいならダイナースクラブカード1枚持った方が、絶対コスパが良い」と感じています。
これは個々のライフスタイルによっても感じ方が違うのでしょうが、僕自身が「コスパが高い」と感じる主な理由を記述していきたいと思います。
ダイナースクラブカードには「エグゼクティブダイニング」というサービス名で、2名以上で所定のコース料理を予約すると1名分が無料になる優待特典が付帯しています。
これは、他社だと“プラチナカード”に付帯する優待特典です。
他社の場合、“招待日和”が比較的対象店舗数が多いのですが、ダイナースの「エグゼクティブダイニング」は招待日和よりも対象店舗数が多いのが特徴。
たとえば2023年2月時点で、招待日和の国内対象店舗数は約230店舗ですが、エグゼクティブダイニングの対象店舗は約260店。加えて、ダイナースクラブカードに入会すると“コンパニオンカード”として、Mastercardブランドの「TRUST CLUB プラチナマスターカード」が1枚無料で付帯しますが、このTRUST CLUB プラチナマスターカードには「招待日和」が付帯し、
ダイナースクラブカード会員は、エグゼクティブダイニングと招待日和の両方を利用することができます。
エグゼクティブダイニングと招待日和は運営元が同じなので、両者の対象店舗には重複しているお店も多く含まれますが、その重複分を控除しても国内対象店舗数は300店舗以上。
他社のプラチナカード、ブラックカードを保有するよりも圧倒的にお店が多いですね。
しかも、エグゼクティブダイニングには、「2名以上の予約で1名分のコース料理が無料」になるプラン以外に「6名以上の予約で2名分のコース料理が無料」になるプランも用意されており、家族や親戚が集まったときとか、サークルなどの仲間たちと、なんてケースでもお得に美味しい料理をいただけます。
コース料理の金額はお店によって異なりますが、概ね1~2万円に設定しているお店が多く、年に2~3回利用するなら年会費相応以上のベネフィットを受け取れますね。
そのほかにも一見さんお断りの高級料亭をダイナースを通じて予約出来たり、予約が取りづらいお店をダイナースが確保してくれたりと、質の高いグルメ優待が充実。2023年3月末日で終了となりますが、“おひとり様”でもコース料理をいただける「ごほうび予約」なんかも他社にない優待サービスでした。
僕自身、予約時には気づかなかったのですが、当日お店に行ったらドアが施錠されている、一見さんお断りのお店をダイナースの優待で利用したこともありました。
毎月先着100名までではありますが、一休.comで3万円以上の予約をした際に利用できる5,000円割引クーポンをもらえます。
同様のサービスは、他社だとアメックスに付帯していますが、アメックスの場合、3,000円割引である点と「〇万円以上の利用で」といった利用金額の下限値が設定されていないこと、そして先着100名までという制限もあり、争奪戦です。
このため、アメックスでは月が替わった直後にクーポンを獲得しないと配布上限数に達してしまいますが、ダイナースの場合毎月3日~5日であってもクーポンを獲得できる可能性が大いにあります。
僕自身、7日に一休.comで予約をした際、しっかりと5,000円割引クーポンを獲得できました。
旅行が好きとか、出張が多いといった方で、仮に年4回利用すれば2万円割引。
これだけで年会費の大半を回収できますね。
会員向けイベントが多いのもダイナースクラブカードの魅力の一つ。
グルメに関しては、毎年、「フランスレストランウィーク」や「銀座レストランウィーク」などを開催し、一般の方々も参加できますが、ダイナースクラブカード会員は一般の方より先行予約ができる特典があります。
フランスレストランウィークは参加店舗が全国に多数あり、通常時よりも安い料金でコース料理が頂けるとあって、人気のお店は早くに予約が埋まっていく傾向がありますから、先行予約ができるのは嬉しいです。
文化・芸術に関しても、会員向けのイベントが通年で色々開催され、ピアニストを招いた音楽会や京都の寺院での貸切特別拝観などがあります。
エクスペリエンスにも注力するダイナースクラブは、芸術や文化に触れることが好きな方にはおすすめの1枚となります。
他社のゴールドカードだと、会員専用デスクに繋がりづらいといった事象が当たり前のように起こります。
電話をしても出ずに待たされるというのは、正直、ストレス以外の何物でもありません。
しかし、ダイナースクラブカード会員専用デスクは、僕の経験上、電話が繋がりやすいです。
こちらが依頼した事に対してプラスαで「これはどういたしましょうか?」といった提案や、一般カード以外にANAダイナースカードなど複数のダイナースクラブカードを持っている場合はまとめてマイルへの移行手続きが出来たりなど、丁寧かつスムーズに依頼や問題解決ができます。
電話の繋がりやすさは、僕としては必須条件だと思っています。
僕がダイナースクラブカードを長く保有し続ける理由をいくつか記載しましたが、グルメ優待と一休.com特別優待の2本で、年会費を超えるベネフィットを受け取れます。
そのほか、カードデザインはグレーのように見えますが、質感があるプラチナ色で高級感漂うデザイン。僕のプラチナカードnavi YouTube公式チャンネルでも、「ダイナースのデザインが好き!」というコメントは良く頂きます。
贅沢を楽しむ機会が多い方なら年会費以上のメリットを数多く受けられ、これに慣れてしまうと、“普通のゴールドカード”ではきっと物足りないと感じることでしょう。
ダイナースには、年会費143,000円(税込)のプレミアムカードも存在しますが、“コスパ”は絶対に一般カードの方が上だと思います。
このダイナースクラブカード、日本で初めてクレジットカードの発行を開始した1960年から60周年を迎えた2020年12月に、カードデザインを刷新しました。
コンタクトレス決済(タッチ決済)に対応したほか、カードの表面にはカード番号や有効期限、カード名義の名前などが消え、裏面にカード情報を集約。
これにより、機能性はもちろん、見た目がかなりスッキリしたデザインへを変貌しました。
高級感漂うデザインは、とても人気があります。
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年会費 | 本会員 | 24,200円(税込) |
家族会員 | 5,500円(税込) | ||
入会基準 | 年齢27歳以上の方 | ||
カードブランド | ![]() |
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ダイナースクラブカードは、「利用可能枠に一律の限度額を設けていない」という、“通常のクレジットカード”では考えられない設定となっています。
非常に高価な品物でも、ダイナースクラブが使えるお店なら、このカード1枚で決済が可能。
これも影響し、当然審査のハードルもゴールドカードと比べて高く設定されています。
年収500万円程度で入会できた方がいる一方、1000万円を超えていても審査に通らなかった方もいます。これは、年収以外にも仕事の業種や勤続年数、役職、居住形態など、他の属性も審査に影響していることを伺わせます。
個人的には年収の低い方にはおすすめできません。
審査もそうですが、経済的な余裕がある方ではないと、このカードの良さは実感できないと思われますから。
毎月の利用合計金額100円ごとに1ポイントが貯まる「ダイナースクラブ リワードプログラム」と呼ばれるポイントプログラム。
貯めたポイントには有効期限がありません。
年間利用額に応じたボーナスポイントや翌年のポイント還元率UP!などはありませんが、ポイントよりも会員向けサービスに重点を置いていると思えば、気になりません。
貯めたポイントは、厳選された商品との交換や旅行商品の購入、楽天ポイントやTポイント、ANA SKY コインへのポイント移行などのほか、航空会社のマイルへ移行することも可能です。
貯めたポイントを提携航空会社のマイルに移行できるサービス。
以下の航空会社のマイレージが対象となり、年間参加料は6,600円(税込)となっています。
![]() | 全日本空輸/ ANAマイレージクラブ |
![]() | ユナイテッド航空/ マイレージ プラス |
![]() | デルタ航空/ デルタスカイマイル |
![]() | 大韓航空/ スカイパス |
※デルタ航空(スカイマイル)、ユナイテッド航空(マイレージプラス)、大韓航空(スカイパス)は2,000ポイント=1,000マイル、年間の移行上限はデルタ航空が14万マイル、ユナイテッド航空と大韓航空が12万マイルとなります。
全日本空輸(ANAマイレージクラブ)は1,000ポイント=1,000マイル、年間の移行上限4万マイル
日本航空(JALマイレージクラブ)は2,500ポイント=1,000マイル、年間の移行上限はありません。
となっています。
国内、海外を問わず、最高1億円まで補償する旅行傷害保険を付帯しています。
※ダイナースクラブカードで旅行代金、鉄道・航空券等の支払いをした場合の補償金額であり、カードでの支払いが無かった場合は、最高5,000万円まで補償する海外旅行傷害保険のみの付帯となります。
国内外を問わず、ダイナースクラブカードで購入した商品が、万一、破損・盗難等の被害にあった場合に、年間最高500万円まで補償します。
※1事故につき自己負担額10,000円となります。
国内主要空港の空港ラウンジはもちろん、アジア・オセアニア・北米・南米・ヨーロッパ・アフリカの海外主要空港のラウンジも無料で利用できます。
海外空港ラウンジについては、本会員、家族会員ともに、毎年4月1日~翌年3月31日までの1年間に10回まで無料となり、11回目以降は1回につき3,500円(税込)が必要となります。
利用できる空港ラウンジは、国内外あわせて約1,300ヵ所となります。
トラベルデスクでは、海外航空券から世界一周航空券まで希望に沿った航空券を手配したり、宿泊施設の予約・手配、大手各社の旅行商品の中から希望に沿ったプランを案内してくれるほか、パッケージツアーは最大5%OFFで手配可能です。
海外旅行から帰国の際に、手荷物を年間2個まで無料で空港から自宅等の指定場所まで宅配してくれるサービスです。
※対象空港は成田空港(第1・2ターミナル)、羽田空港国際線ターミナル、関西国際空港、中部国際空港となっています。
※本サービスはJALエービーシーが提供する空港宅配サービスです。
海外へ行く際に、携帯電話のレンタル料金を10日間まで無料で利用できる特典。
11日目以降は1日につき250円のレンタル料で借りることができます。
※通話料および携帯電話保険料(任意加入/1日210円)は別途発生します。
※対象空港は成田空港(第1・2ターミナル)、羽田空港国際線ターミナル、関西国際空港、中部国際空港となっています。
全国の厳選された対象ホテル・旅館で宿泊料金の割引や客室のアップグレード、レイトチェックアウトやドリンクサービスなどの優待特典を受けられるサービスです。
毎月先着100名に、一休.comで3万円以上の宿泊予約をした際に利用可能な5,000円割引クーポンを発行しています。
トラベルデスクを通して、対象となる海外のラグジュアリーホテルを予約すると、客室アップグレード、スパ優待、朝食または夕食サービスなどの優待特典を受けることができます。
現地の観光、交通機関情報、イベント・スポーツ情報、レストランやホテルの情報などのほか、ホテル・レストラン・交通機関の予約も行ってくれる海外トラベルデスク。
観光ガイドの手配や、リムジン送迎などの手配も可能です。
また、海外でパスポートやカードを紛失・盗難にあった場合のサポート、急病やケガなどのときに医療施設や日本語可能な医師の紹介なども行うエマージェンシーサービスも行っています。
全国の対象となる飲食店で、2名以上で所定のコース料理を予約すると1名分が無料になるサービス。
お店によっては、6名以上の予約で2名が無料になる場合もあります。
対象となる飲食店は、フレンチ、和食、お寿司、中華、イタリアンなどカテゴリが豊富で、1人1~2万円のコース料理を提供する有名店ばかり。
料理の味はもちろん、店内の雰囲気も楽しめる、とってもお得な優待特典です。
対象となる飲食店数は他社のプラチナカードと比べて最大級で、首都圏を中心とするJCBザ・クラスなどと比べてかなり利便性が高いサービスです。
コンパニオンカードとなる“TRUST CLUB プラチナ マスターカード”には「招待日和」というサービス名で、2名以上の予約で1名分のコース料理が無料になる優待特典が付帯していますが、エグゼクティブダイニングと招待日和を合わせると国内300店舗以上で優待を利用可能です。
通常、カードに付帯するグルメ系優待と言えば、2名以上の会食に利用できるサービスとなりますが、ダイナースクラブカードに付帯する【ごほうび予約】は、おひとり様向けの優待。
対象店舗でコース料理を食することができ、日ごろから頑張っている自分へのごほうびとしてのほか、出張時などにも利用できる優待です。
※ごほうび予約は、2023年3月31日利用分をもって終了します。
通常は予約が難しいと言われる高級料亭をダイナースクラブが代行して予約してくれるサービス。
接待にも利用できる価値あるサービスです。
通常、食事をしたらお店で現金またはカードで支払うのが当たり前ですが、「スムーズ ダイニング」は専用ウェブサイトからお店を予約することで、カードの決済はもちろんカードの提示やサインも不要。
ビジネスのシーンはもちろん、両親へのプレゼントなどにも利用できます。
全国に展開するコナミスポーツクラブを優待料金で利用できます。
1回の利用ごとに料金を支払う「都度利用制」と、月々の会費を支払う「月会費制」のほか、ワンランク上のサービスを提供するビジネスクラスのスポーツクラブ「GRANCISE(完全予約制)」から選択することが可能。
いずれも優待料金にて利用可能です。
全国約1,900のゴルフ場の予約をオンラインで24時間いつでもできる「オンラインゴルフ場予約」、憧れの名門ゴルフ場のラウンド予約をダイナースクラブが代わりに予約してくれるサービス、対象スクールを平日は50%優待、土曜・日曜・祝日は25%優待で利用できる「プライベートレッスン優待」など、ゴルフ好きの方に嬉しい特典がいくつも付帯しています。
ダイナースクラブカードの家族カードは1枚目から5,500円(税込)の年会費が必要となります。
一般的に、ゴールドカードやプラチナカードの家族カードは、少なくとも1枚は年会費が無料となるケースが多いので、有料となるダイナースクラブカードはデメリットと言えます。
ダイナースクラブカードは利用金額100円=1ptが貯まるので、1,000円=1pt貯まる他社カードと比べると効率よくポイントを貯められます。
一方でポイント還元率は0.4%くらいと低め。
なので、このカードは“ポイント”よりも優待サービスの利用で年会費の元を取るのがベターだと思います。
そのほか、電気・ガス・水道といった光熱費、税金やさとふる、国民年金保険料、NHK受信料、ETC利用料金、保険料、総合病院などの大型病院、プロバイダー等の通信料、電話・携帯電話料金などは200円=1ptと、ポイントの付き方が半減します。
200円=1ptといったら、ポイント還元率に換算すると0.2%くらいですので、これらの支払いは別のクレジットカードにした方が絶対にお得です。
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年会費 | 本会員 | 24,200円(税込) |
家族会員 | 5,500円(税込) | ||
入会基準 | 年齢27歳以上の方 | ||
カードブランド | ![]() |
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