マリオット系ホテルを贔屓にしている方に最適なカード
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Marriott Bonvoyに参加するホテルをよく利用される方におすすめなのが、2022年2月に登場したMarriott Bonvoy アメックス・カード。
このカードには、年会費23,100円の一般カードと年会費49,500円のプレミアムカードの2種類が用意されていますが、前身のSPGアメックスの後継となるのは後者。
SPGアメックスが年会費34,100円だったことを考えると、大幅な年会費アップとなります。
このページでは、Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード(以下、Marriott Bonvoy アメックス・プレミアム)を中心に記載させていただきます。
もくじ
Marriott Bonvoy アメックス・プレミアム・カードは、年会費49,500円とかなり高めに設定されたクレジットカード。
家族カードは1枚目が無料となっていますので、前身のSPGアメックスを夫婦で保有していた会員にとっては嬉しい設定。
入会と同時にMarriott Bonvoyのゴールドエリートを取得できます。
通常、Marriott Bonvoyでゴールドエリートを獲得するためには年間で25泊~49泊の宿泊が必要ですが、これを条件なしで獲得できるのは、Marriott Bonvoy アメックス・プレミアムの大きなメリット。
ちなみに、Marriott Bonvoyゴールドエリート会員の特典は、以下のようになっています。
・客室内高速インターネット(Wi-Fi)
・会員料金
・モバイルチェックイン
・完全予約保証
・25%ポイントボーナス
・午後2時優先レイトチェックアウト
(客室状況によります)
・ウェルカムギフト(250~500ポイント)
・客室アップグレード
・対象レストラン・バーで15%割引
Marriott Bonvoyゴールドエリート会員特典として、アジア太平洋地域でのMarriott Bonvoyの対象ホテル内のレストランおよびバーで、飲食代金が15%割引になります。
なお、他の割引特典との併用ができないほか、朝食にも利用できませんので注意が必要です。
Marriott Bonvoy アメックスは、カードの利用で貯まるポイントは「Marriott Bonvoyポイント」となります。
貯まるポイントは以下のようになります。
【Marriott Bonvoy参加ホテル】
100円の利用につき6ptが貯まります。これとは別に、ゴールドエリート会員資格なので宿泊時の利用料金の25%がボーナスポイントとして付与されます。
【一般加盟店】
上記以外のお店(スーパーやコンビニ、ネットショッピングなど)では、100円につき3ptが貯まります。
貯めたポイントは、Marriott Bonvoy参加ホテルの宿泊に利用したり、提携航空会社のマイレージプログラムに移行したりすることが可能です。
Marriott Bonvoyアメックス・プレミアムで貯めたポイントは、僕の周りでも航空会社のマイレージプログラムに移行する方も多いです。
JALやANAはもちろん、エールフランスやブリティッシュ エアウェイズ、アメリカン航空、デルタスカイマイル、シンガポール航空など、数十社のマイレージプログラムに移行することが可能で、たとえばJALやANAだと
3pt=1マイルで移行することが可能。
一般加盟店でのショッピングでは100円=3pt貯まるは上述の通り。
この3ptが1マイルになるのですから、結果として
100円=3pt=1マイルで移行することが可能で、マイル還元率は悪くないクレジットカードです。
毎年、年間150万円以上利用し、Marriott Bonvoy アメックス・プレミアムの継続をした場合に、世界のMarriott Bonvoy参加ホテルで利用できる、1泊1室(2名まで利用可能)の宿泊特典を受け取れます。
この無料宿泊特典は、1泊50,000Marriott Bonvoyポイントまでのホテルが対象。
Marriott Bonvoyを利用の方は分かると思いますが、参加ホテルは「1」から「8」までのカテゴリー分けがされており、数値が高いほどハイクラスなホテルとなり、日本国内では、
・ザ・リッツ・カールトン(東京・京都・沖縄)
・イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古
・翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都
・東京エディション虎ノ門
などがカテゴリー8となっています。
さすがに、ホテルカテゴリー8のホテルは50,000ptでは宿泊できませんが、継続ボーナスの50,000ptでは、カテゴリー7対象ホテル(オフピーク)、またはカテゴリー6(スタンダード)で利用可能となります。
※( )内は宿泊する時期となります。
カテゴリー6であれば、
・コートヤード・バイ・マリオット東京ステーション
・ザ・プリンスさくらタワー東京、オートグラフ コレクション
・東京マリオットホテル
などが対象となり、カテゴリー7は
・ウェスティンホテル東京
・シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル
・ザ・リッツカールトン大阪
・セントレジスホテル大阪
などが対象となります。
カテゴリー8は望めませんが、これらのホテルでも十分嬉しい無料宿泊特典と言えるのではないでしょうか?
東京マリオットホテルの朝食
通常、年間50~74泊が必要とされる“プラチナエリート”。
Marriott Bonvoyのプラチナエリートを獲得すると、宿泊時のボーナスポイントが50%に跳ね上がるほか、スイートを含むアップグレードや、朝食無料特典、16時までの優先レイトチェックアウトなどの特典が付帯します。
Marriott Bonvoy アメックス・プレミアム会員は、年間400万円以上の利用でプラチナエリートを取得できる特典が付帯しています。
なので、Marriott Bonvoyに参加するホテルをよく利用される方で、年間400万円以上の利用が見込まれるなら、より大きな恩恵を受けるクレジットカードと言えます。
国内外29の空港ラウンジを無料で利用できますが、同伴者1名も無料で利用することが可能です。
なので、家族カードを奥さんに持たせると、本会員・家族会員を含め4名まで無料で空港ラウンジを利用できるので、家族で旅行する際などに重宝します。
Marriott Bonvoy アメックス・プレミアムで購入した商品が、破損や盗難などの被害に遭った場合に補償するショッピング・プロテクション(動産総合保険)は、カード会員1名につき年間最高500万円までの補償となっており、安心して買い物ができます。
※自己負担額:1万円
年会費 | 本会員 | 49,500円(税込) | |
家族会員 | 1名無料、2枚目以降24,750円/1名 | ||
入会の目安 | 20歳以上で定職がある方 | ||
カードブランド | |||
Marriott Bonvoy アメックス(一般カード)は、年会費23,100円のクレジットカードで、入会と同時にMarriott Bonvoyのシルバーエリートを取得できます。
通常、シルバーエリートを獲得するには、年間10泊~24泊が条件とされますが、Marriott Bonvoy アメックスの特典として無条件で獲得できます。
Marriott Bonvoyの参加ホテルに宿泊の際には、
・10%のボーナスが加算
・優先レイトチェックアウト
・ウェルカムギフト
・対象レストラン・バーで10%割引
などの特典がシルバーエリートには付帯されています。
年間150万円以上利用した会員には、カード継続で【1泊35,000pt】までの無料宿泊特典がプレゼントされますので、この「年間150万円以上利用するかどうか?」がこのクレジットカードを持つかどうかのひとつの目安となります。
そのほか、年間100万円以上の利用で、Marriott Bonvoyの【ゴールドエリート】にランクアップする特典も付帯しています。
Marriott Bonvoyのプレミアムカードに比べると、補償内容や優待サービスに見劣りが見られますが、手ごろな年会費でMarriott Bonvoyのゴールドエリートを比較的容易に狙えるので、年間200万円くらいまでの利用が見込まれる方なら、一般カードという選択もあるかと思います。
ただし、年間300万円以上利用するような方なら、プラチナエリートも射程圏内に入るプレミアムカードがお得かもしれません。年間300万円の利用だと、一般カードでは最低でも60,000pt貯まりますが、プレミアムカードだと90,000pt貯まり、ザ・リッツカールトン東京などのカテゴリー8のホテルにも泊まれるポイントが貯まっています。
無料宿泊特典も含めて、年会費49,500円以上のホテルに泊まれるので、一般カードとプレミアムカード、どちらがお得なのか?は十分検討する必要があると思います。
年会費 | 本会員 | 23,100円(税込) | |
家族会員 | 1名無料、2枚目以降11,550円/1名 | ||
入会の目安 | 20歳以上で定職がある方 | ||
カードブランド | |||
カード | Marriott Bonvoy アメックス・カード |
Marriott Bonvoy アメックス・プレミアム・カード |
|
年会費 | 本人 | 23,100円 | 49,500円 |
家族 | 1枚無料、2枚目以降11,550円 | 1枚無料、2枚目以降24,750円 | |
ポイント | Marriott Bonvoy 参加ホテル |
100円=4pt | 100円=6pt |
一般加盟店 | 100円=2pt | 100円=3pt | |
継続特典 | 年間150万円以上の利用で35,000ptまでの無料宿泊特典 | 年間150万円以上の利用で50,000ptまでの無料宿泊特典 | |
エリートステータス | シルバーエリート | ゴールドエリート | |
ステータスの ランクアップ |
年間100万円以上の利用でゴールドエリート | 年間400万円以上の利用でプラチナエリート | |
プロパティクレジット | ザ・リッツ・カールトンまたはセントレジス2連泊以上の予約で100米ドルのプロパティクレジット | ||
空港ラウンジ | 国内28、海外1(ハワイ)の空港ラウンジを利用可能 | ||
手荷物無料宅配サービス | 帰国時にスーツケース1個 成田、中部、関西 |
帰国時にスーツケース1個 羽田、成田、中部、関西 |
|
空港クローク | 荷物を無料でお預かり(中部国際空港) | ||
海外旅行傷害保険 | 傷害死亡/後遺障害 | 最高3,000万円 ※利用付帯 |
最高1億円 ※利用付帯 |
傷害治療 疾病治療 |
100万円 | 300万円 | |
賠償責任 | 3,000万円 | 4,000万円 | |
救援者費用等 | 200万円 | 400万円 | |
携行品損害 | 30万円 | 50万円 | |
乗継遅延・ 出航遅延・ 欠航 |
ー | 2万円 | |
受託手荷物 遅延 |
ー | 2万円 | |
受託手荷物 紛失 |
ー | 4万円 | |
国内旅行傷害保険 | 傷害死亡 後遺障害 |
最高2,000万円 | 最高4,000万円 |
リターン・ プロテクション |
ー | 1商品3万円 年間最高15万円 |
|
キャンセル・ プロテクション |
ー | 年間最高10万円 | |
スマートフォン・ プロテクション |
ー | 最大3万円 | |
ショッピング・ プロテクション |
最高200万円 ※免責1万円 |
最高500万円 ※免責1万円 |
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執筆 長谷川 亮
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