審査のハードルが低いのが特徴!?
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「デポジット型クレジットカード」という言葉を初めて聞く方のため、まずはその意味を簡単に説明します。
デポジットとは日本語で「保証金」とか「入金」という意味を持つ英語。
つまり、「デポジット型クレジットカード」とは保証金を預けることで決済機能を持つクレジットカードです。
ラグジュアリーカードをはじめ、いくつかのカード会社では、限度額を大きく超える支払いに対応すべく、「事前入金」を可能としているケースもあり、この“事前入金”のことを「デポジット」と呼ぶこともあります。
ラグジュアリーカードの場合、「9,999万円」までの事前入金に対応しています。
では、そもそもラグジュアリーカードは事前入金に対応しているのに、なぜ、「デポジット型ラグジュアリーカード」をリリースしたのか?
通常のラグジュアリーカードと何が違うのか?をお話していきます。
デポジットタイプではない、通常のラグジュアリーカードについて知りたい方は、以下のページをご覧ください。
いま現在、経済的に余裕がある方であっても、必ずしもラグジュアリーカードのようなプレミアムカードの審査に通るとは限りません。
僕の知人の経営者の中には、1億円に達する資産があったけど、会社が予想もしないトラブルに巻き込まれて自己破産した人がいます。
全財産を失いました。
その知人は非常にポジティブで、かつ人格者だったので、自己破産はしたけどその後も支えてくれる友人が少なくありませんでした。
自己破産に陥ったときは建設業の会社を経営していましたが、全く別の事業を立ち上げ急成長。
いまでは自社ビルまで建てる企業になりましたが、クレジットカードも作れない時期が何年もあったそうです。
また、夫婦で焼き鳥屋を営んでいる知人がいて、仕入れる肉や野菜に拘り、焼き方も上手で、いつも常連で賑わう地元では人気のお店。
しかし、お店はオープンしてから3年目ですが、金融機関の目は厳しいようで、プレミアムカードはもちろん、住宅ローンの借り入れも審査に通らないと言っていました。
そのほか、収入形態は会社からの給与や役員報酬、不動産収入などだけとは限らないこのご時世。
毎月、定期的に収入が入るワケじゃない、しかし、1年間でみると一般的なサラリーマンを大きく超える収入があり、数億円の資産や預金を持っている友人もいます。
要は、プレミアムカードの審査には通らないが、一般的なサラリーマンよりも大きな資産やら所得を有している方って、少なくないのが現代社会です。
ここにフォーカスを当てたのが、今回登場したデポジット型ラグジュアリーカード、ということです。
2024年に登場した「デポジット型ラグジュアリーカード」。
このカードは、入会後、カード会員が自身で決めた“デポジット”を指定された金融機関の口座に振り込みます。
デポジットは、最低30万円、最高9,990万円の間で自由に決められます。
最初に入金したデポジットは、そのまま、そのカードの“利用限度額”となります。
デポジット型ラグジュアリーカードに入会した会員は、このデポジットの範囲内でクレジットカードを利用することができます。
なお、入会後に預けたデポジットは、保証金としての意味合いを持つことから、カードを解約するまで戻ってはきません。
デポジット型ラグジュアリーカードのデザインは、一般のラグジュアリーカードと全く変わりません。
チタンカード、ブラックカード、ゴールドカードの3枚が用意され、加えて、個人カードと法人決済用カードの2種類があるのも、一般のラグジュアリーカードと同じ。
年会費についても下表の通りで、これも同じですね、
TITANIUM CARD | BLACK CARD | GOLD CARD |
55,000円(税込) | 110,000円(税込) | 220,000円(税込) |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
気になるデザインですが、これも一般のラグジュアリーカードと変わらず。
“デポジット型”だからといって、何か異なる部分があるワケではありません。
さらに、優待サービスについても、一般のラグジュアリーカードと同じ。
保険もそうですし、国内空港ラウンジやプライオリティ・パス、コンシェルジュサービス、各種ホテル優待やグルメ優待、ネットワーキング型ソーシャルアワーなども付帯しています。
つまり、“デポジット型”であるかどうか?が両者の違いであって、それ以外、一般のラグジュアリーカードとデポジット型ラグジュアリーカードには違いがありません。
一般のクレジットカードの場合、申込みをした方の属性をもとに審査をし、審査に通るか落ちるかが決められます。
無事、審査に通った場合であっても、やはり年収等の属性に応じて利用限度額が決定されます。
しかし、デポジット型ラグジュアリーカードの場合、審査はありますが、一般のラグジュアリーカードのような厳しさはありません。
そもそも、事前に入金した“デポジット額”が、そのままカードの利用限度額になりますし、カード会社としても「会員が支払えない、または支払いが遅延する」というリスクが起こりません。
なので、当然、審査のハードルは低くなります。
反社会的勢力など、カード会社として相応しくないと判断される場合を除き、“審査に落ちる”というのは起こりづらいと推測されます。
デポジット型ラグジュアリーカードの申込み方法は、2つあります。
ひとつ目は、通常のラグジュアリーカードを申込む方法。
この場合、通常クレジットカード審査がご希望に沿えない場合、デポジット型クレジットカードの発行を希望することができます。
入会申込みの入力画面で「審査に落ちた場合にデポジット型ラグジュアリーカードの発行を希望するか?」といった趣旨の設問があるので、そこで“希望する”と答えればOK!です。
デポジット型を希望されない方は、NO!としましょう。
二つ目は、最初からデポジット型ラグジュアリーカードを希望するケースです。
入会申込みの入力欄には、「種別」に【クレジットカード】(一般のラグジュアリーカード)か【デポジット型】かを選択できますので、【デポジット型】を選択しましょう。
「審査が通るなら一般のラグジュアリーカードを持ちたい!」という方は、上記のひとつ目の方法を、いろいろな理由があって自分は一般のラグジュアリーカードの審査に通らないだろうからデポジット型を申し込みたい、という方は2つ目の方法を選択して下さい。
年会費 | 本会員 | 55,000円(税込) | |
家族会員 | 16,500円(税込)/人 | ||
取得方法 | 新規申込み ※20歳未満の方、および学生の方はお申込みいただけません |
||
カードブランド | |||
年会費 | 本会員 | 110,000円(税込) | |
家族会員 | 27,500円(税込)/人 | ||
取得方法 | 新規申込み ※20歳未満の方、および学生の方はお申込みいただけません |
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カードブランド | |||
年会費 | 本会員 | 220,000円(税込) | |
家族会員 | 55,000円(税込)/人 | ||
取得方法 | 新規申込み ※20歳未満の方、および学生の方はお申込みいただけません |
||
カードブランド | |||
さて、デポジット型ラグジュアリーカードについて説明してきましたが、申し込むにあたり注意すべき点があります。
それは、入会後に入金する保証金、いわゆる“デポジット”の金額です。
デポジット型ラグジュアリーカードは、入会時に設定したデポジット額を途中で変更することは出来ません。
仮に、入会時に50万円のデポジットを入金し、カードを利用していく中でデポジット額を100万円にアップしたい、と思っても簡単な申請で変更できません。
デポジット額を変更したい場合、一度、カードを解約して新たにデポジット型ラグジュアリーカードの申込みをしなければなりません。
となると、カード番号も新しくなります。
ですから、入会時に決定する保証金の額は慎重に決めた方が良いということをお伝えしておきます。
また、デポジット型ラグジュアリーカードを保有し、「一般のラグジュアリーカードに切り替えたい」という場合も、一度、デポジット型ラグジュアリーカードを解約しなければなりませんので、ここも頭に入れておいた方が良いでしょう。
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