質感が普通のプラチナカードと全く異なるクレカ
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ラグジュアリーカードのラインナップの中で中間に位置するのが、BLACK CARD(ブラックカード)。
年会費11万円と高額ですが、この上には年会費22万円の【GOLD CARD(ゴールドカード)】が存在します。
さらに、ブラックカードの下にはTITANIUM CARD(チタンカード)が存在し、こちらは年会費55,000円。
いずれもMastercardの中では最高グレードとなる「ワールドエリートマスターカード」で、しかも全て金属製のクレジットカードなので、どれを選んでもステータス性は十分。
となると、最も年会費の安いチタンカードを選びたくなりますが、ブラックカードが気になる方もいるでしょう。
中間的な価格設定のモノって、売れる傾向が強いですしね。
このページでは、ラグジュアリーカードのラインナップのうち、ブラックカードにターゲットを絞って紹介していきます。
まず、チタンカードとブラックカードに共通する、相違の無い主な優待特典は下表のとおり。
サービス名称 | 概要 |
国際線手荷物 無料宅配 |
成田国際空港、羽田空港国際線ターミナル、中部国際空港、関西国際空港を利用して海外へ行く場合、空港と自宅(会社等でもOK)との間、往路・復路ともに1回3個まで手荷物を無料で配送してくれる優待特典。 |
海外手荷物 配達サービス |
海外旅行の際にゴルフバックや手荷物を現地に発送してくれるサービス。 初回利用時は2個目の荷物が無料で、荷物が1個の場合は20%割引。 2回目以降は20%割引。 |
空港リムジン・ トラベルクレジット |
コンシェルジュを通じて成田空港または羽田空港経由で海外旅行の手配をした場合、1回の購入金額に応じて、対象地域から空港までの間を無料または優待料金でリムジン送迎してくれます。 また、1回の購入金額が50万円以上の場合、購入時航空券に利用できる1万円または2万円のトラベルクレジットがもらえます。 |
ホテル優待 | 国内外3000ヵ所以上のラグジュアリーホテルで、朝食無料や部屋のアップグレード、アーリーチェックイン、レイトチェックアウトなどの優待を受けられます。 ※優待特典はホテルや空室状況によって異なります。 |
HoteLux | 国内外の高級ホテルや国内の旅館などを予約できるアプリ「HoteLux」の通常499米ドル必要な有料会員資格「エリートプラス」ステータスを無条件で獲得できます。朝食2名まで無料や部屋のアップグレード、アーリーチェックイン、レイトチェックアウト、記念日アメニティなどの優待を受けられます。 ※優待特典はホテルや空室状況によって異なります。 |
東急ホテルズ | 東急ホテルズの会員サービス「コンフォートメンバーズ」の上位会員「プラチナステータス」に無条件で登録でき、各種優待特典を受けられます。 |
アイ・プリファー | 「プリファード ホテルズ&リゾーツ」のメンバーシップ「アイ・プリファー」の「TITANIUM」ステータスを獲得でき、さらに新規会員登録で25,000ptがプレゼントされます。 |
ラグジュアリーカード ハワイ優待 |
ハワイの対象施設で利用できるホテル優待やグルメ優待が用意されています。 |
ラグジュアリー アップグレード |
対象飲食店にて、コース料理を1ランク上のコースにアップグレードしたり、特別な一品やウェルカムドリンクを提供してくれたりの優待を受けられます。 |
ラグジュアリー ダイニング |
全国約200店舗の対象飲食店を2名以上で予約した場合、1名分のコース料理が無料になります。 |
ケンズカフェ東京優待 | ケンズカフェ東京の新宿本店にて、究極のガトーショコラを会員限定で平日に限り、1日5本取り置きしています。 |
スーパーカー優待プログラム | スーパーカーの運転体験イベント30%割引優待およびスーパーカーのカーシェアリング優待を受けられます。 |
デポジット型ラグジュアリーカードの申込みページは下記となります。こちらでもデポジット型の概要を確認できます。
「デポジット型ラグジュアリーカードとは何?」というかたは、デポジット型ラグジュアリーカードについてをお読みください。
なお、ラグジュアリーカード営業担当者から直接「デポジット型ラグジュアリーカード」について話を聞きたい、という方は以下のお問い合わせフォームよりご連絡してみてください。(※一般のラグジュアリーカードについて確認したい方も、下記フォームをご利用ください。)
折り返し、担当者より連絡をもらえます。
次に、チタンカードにはないけどブラックカードにある特典、もしくはチタンカードにもあるけど、ブラックカードのほうが中身が充実している特典について記載していきます。
コンシェルジュは電話またはメールで依頼できますが、ブラックカード会員になるとスマホの専用アプリからライブチャット機能を通じてコンシェルジュに各種依頼をすることが可能です。
なので、ライブチャットでのコンシェルジュ利用を求める方には、ブラックカードが適しています。
ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港をハブ空港として、日本を含むアジア諸国、オセアニア、北米とを結ぶハワイアン航空。ハワイ諸島間のフライトも充実しています。
ブラックカード会員は、ハワイアン航空のマイレージクラブ、HawaiianMilesのエリート会員「Pualani ゴールド」に無条件で獲得できます。
「Pualani ゴールド」は本来、ハワイアン航空を30回(30区間)利用するか20,000マイルを獲得しなければ得られません。
日本人に人気のハワイ。
ハワイアン航空を利用すれば、エコノミークラスで往復6万円前後とかなり手ごろなのを知っていますか?しかも、羽田や成田以外にも、関空、新千歳、福岡からも直行便が出ています。
冬場なんか、8万円程度の予算で往復航空券を買える日がワンサカ。
ハワイへよく行く人も、これから行く予定のある人も「Pualani ゴールド」の獲得は絶対にお勧め。
航空券のオンライン予約での割引や、同伴者2名までの優先搭乗、空席状況やルート等に応じた席のアップグレード、受託手手荷物2個まで無料などなど、様々なサービスを受けられます。
ハワイ諸島線においては、予定より早いフライトの空席待ちが無料という特典も。
そのほか、ハワイ諸島にある高級ホテルを格安で宿泊できる特典なんてのもあります。
貯めたHawaiianMilesを特典航空券にして、提携航空会社でもあるJALの利用に利用することも可能なので、使い勝手も抜群。
アメックス・プラチナやダイナースプレミアムにはない類の特典であり、ラグジュアリーカードのブラックカードを持つ大きなメリットとなります。
ラグジュアリーカード全ての共通優待、全国映画館優待。
これは、全国のTOHOシネマズやユナイテッドシネマ、イオンシネマオンラインチケットにて1回につき1,200円以上の購入をラグジュアリーカードで決済すると、翌月にムビチケ前売券GIFTをもらえる特典です。
このムビチケ前売券GIFT、Titanium Card会員は1枚しかもらえません。
しかし、ブラックカードは毎月最大2回までもらうことが可能です。
食事を終えた後はリムジンで帰宅。
奥様や彼女との記念日に、特別なエクスペリエンスはいかがでしょうか?
ラグジュアリーカードが提供する「ラグジュアリーリムジン」
ブラックカード会員なら、東京都内および名古屋、関西(大阪・京都)の対象飲食店を利用した場合に、食事を終えた帰り道をリムジンで無料送迎してくれます。
2022年4月時点で、東京都内26店舗、名古屋市内9店舗、関西地方(京都、大阪)は23店舗の対象店があります。
旅行時なら宿泊先のホテルまでの送迎も、もちろん可能。
そのほか、接待で利用した際は、取引先の方を送迎するという使い方もあります。
お連れの方にも絶対に喜ばれる、ブラックカードならではの優待特典です。
対象となるお店で、ひとり4,000円程度の料金でドリンク2杯とフードをいただける優待。
コンラッド大阪やマンダリンオリエンタル東京などのバーやラウンジが対象となっていて、高級なお店であるにもかかわらず低料金設定であるのが魅力。
このラウンジアワーはTitanium Card会員も利用可能ですが、曜日に制限があり、「Black Card会員以上が月~金の平日利用可能なのに対して、Titanium Card会員は月~木曜日まで」とか「Black Card会員以上は毎日、Titanium Card会員は月~木曜日まで」などといった具合となります。
ラウンジアワーは、非常にお得な優待なので、利用可能な曜日に制限があるのは、正直、使いづらいと感じます。
ザ・ペニンシュラ東京のPeter
※現在、ザ・ペニンシュラ東京では行っていません。
チタンカード会員でも、対象となる国立美術館の“所蔵作品展”であれば同伴者1名まで無料で鑑賞できますが、ブラックカード会員の場合は東京都内にある東京国立近代美術館(本館・工芸館)および国立新美術館の“企画展”も無料対象となります。
企画展の内容への好みもあるでしょうが、美術鑑賞が好きな方であれば、年間で数万円のベネフィットを受け取ることが出来ます。
※ブラックカード会員が企画展を無料鑑賞できるのは、会期中の金曜日のみとなります。
会員制ラグジュアリーブランドサイト「GILT」。
ブラックカード会員は、GILT STATUS PROGRAMステータス「PLATINUM(プラチナム)」へ招待されます。
「GILT PLATINUM会員」になると、以下の優待が与えられます。
〇新規会員登録時10%OFFクーポン付与
〇シークレットセールご招待
〇月に一回、送料無料チケット1枚付与
〇セール先行アクセス
など。
チタンカード会員は「PROGRAM」に招待されますが、これだと「シークレットセールご招待」および「月に一回の送料無料チケット1枚付与」のみの優待となります。
チタンカードは200円利用ごとに2ポイント付与されます。
(ポイント還元率1%)
ブラックカードも同様なのですが、これとは別に400円利用ごとに1ポイントが付与。つまり、ポイント還元率が1.25%と、ブラックカードのほうが僅かながら高いです。
貯めたポイントの主な交換・移行先について、表にまとめてみました。
移行先・ギフト券 | 必要ポイント |
auポイント | 1ポイント=1auポイント |
dポイント | 1ポイント=1dポイント |
Amazonギフト券 | 3,000pt=3,000円分 |
nanacoギフト | 3,000pt=3,000円分 |
Edyギフト | 3,000pt=3,000円分 |
WAONポイント | 3,000pt=3,000円分 |
JCBギフトカード | 3,250pt=3,000円分 |
JTB旅行券 | 3,250pt=3,000円分 |
サムライワインお買い物クーポン | 5,000pt=11,000円分 |
マイレージプラス | 1ポイント=0.6マイル |
HawaiianMiles | 1ポイント=0.6マイル |
JALマイレージ(JMB) | 1ポイント=0.6マイル ポイント移行の上限は、年間合計75,000ポイント(45,000マイル相当)まで。 |
ANAマイレージクラブ | 1ポイント=0.6マイル |
ポイント移行に関しては、概ね1.25%のポイント還元率となります。Amazonギフト券も1.25%と高還元率。
他社のクレジットカードだと、nanacoは高いけどwaonは低いなど移行先によってポイント還元率のバラツキが当たり前に起こりますが、ラグジュアリーカードは極めて優秀。
Amazonギフト券で1%を超えるクレジットカードは他ではないですね。他社の2倍以上の還元率は素晴らしいです。
仮に年間400万円のカード利用があった場合は、5万円相当のアイテムを交換できる計算です。
航空会社のマイレージへ移行は、国内航空会社ではJALもANAもどちらもOK!
これ以外に、ハワイアン航空とユナイテッド航空のマイレージプログラムへの移行も可能。
ただし、いずれも1pt=0.6マイル、1,000円=7.5マイル相当なのでそう悪くないですが、ダイナースプレミアムに比べると半分となります。
アメックス・プラチナとはそう大きな変わりはないですね。
ただし、アメックスもダイナースもJALのマイレージには移行できませんので、JAL派はラグジュアリーカードの選択がマル。
机上ではアメックス・プラチナが1,000円=10マイル、ラグジュアリーカード(ブラックカード)が1,000円=7.5マイルと劣っていますが、会員専用のモールを利用した旅行・宿泊の手配やショッピングをしているなら、アメックスを上回る可能性が十分にあります。
上記以外に、期間限定で提供される優待特典の中にも、ブラックカードとチタンカードで異なる内容となるものが常に存在します。
たとえば、2020年であれば、カフェ・バー優待。
キュープラザ原宿10Fにある「サンキースペントハウス」では、2名~8名で予約するとシャンパンを1本を無料で提供してくれますが、ブラックカードとチタンカードではシャンパンの銘柄が異なります。
当然、ブラックカードのほうが値段の高いシャンパン。
永田町にあるザ・キャピトルホテル 東急の「ザ・キャピトル バー」では、スパークリング酒「匠(John)」が無料で提供されますが、ブラックカードがボトル1本(750ml)なのに対して、チタンカードはグラス1杯。
日本料理「水簾」で1本15,000円(税サ別)で提供されているお酒が、1本かグラスかではお得度が全然違いますよね。
カフェ「STREAMER COFFEE COMPANY」では、1杯550円(税込)のLUXURY TEA(ラグジュアリーティー)をブラックカード会員は1杯無料。チタンカード会員には付帯していない優待特典です。
※いずれのカフェ・バー優待も、2020年12月31日までの期間限定。
ラグジュアリーカードは、トラベル、グルメ、カルチャー全てにおいてバランスよく優待特典が用意されているのが特徴。
なかでもグルメ系はリムジン送迎付きのレストラン予約や、ソーシャルアワーなどオリジナル優待が多く、しかもお金に換算するとそれなりの金額になる優待がブラックカード会員に用意されています。
ブラックカードとチタンカードの差別化を図るためにも、特に期間限定優待においては今後もこの傾向が続くと思われ、どうせ持つならやはりブラックカードがおすすめです。
誰しもが羨むカードが欲しいなら、無条件で即申込みをしてもいいブラックカード。
逆に機能性重視で選ぶ場合、どんな方に適しているのかをまとめたいと思います。
1.ハワイアン航空を利用される方。
2.少々贅沢な会食が好きな方。
3.国内外のラグジュアリーホテルをよく利用される方。
4.コンシェルジュの利用が多く見込まれる方。
といったところでしょうか?
具体的な金額に換算しづらい優待もありますが、上記項目の複数が該当する方は10万円の年会費以上のベネフィットを受けるが高いと言えます。
とくにホテル系の優待は、対象施設が他社より非常に多く用意され、ホテル公式サイトや一休.comなどで予約するよりも数万円お得なケースが非常に多く、ちょっと高級なホテルに泊まる機会が年に数回ある方なら、それだけで年会費以上のベネフィットを受けられます。
ポイント還元率がトップレベルで高いので、年間のカード利用金額が大きい方にもおすすめです。
年会費 | 本会員 | 110,000円(税込) | |
家族会員 | 27,500円(税込)/人 | ||
取得方法 | 新規申込み ※20歳未満の方、および学生の方はお申込みいただけません |
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カードブランド | |||
TITANIUM CARD | BLACK CARD | GOLD CARD |
年会費 本人:50,000円 家族:15,000円 |
年会費 本人:100,000円 家族:25,000円 |
年会費 本人:200,000円 家族:50,000円 |
申し込み資格 20歳未満の方、および学生の方はお申込みいただけません |
招待制となっています。 |
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