マイルへの還元率(移行レート)が高いプラチナカードはこれだ!

ショッピングで貯まるポイント、最も還元率が高いプラチナカードとは?

プラチナカードの贈り物 スマホ用プラチナカードの贈り物イメージ

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どのカードを選ぶかでマイルへの移行レートは大きく異なる

航空会社のマイレージプログラムに参加している方は多いですね。

僕自身、ANAをメインに利用していますが、JALのマイレージプログラム(JALマイレージバンク)にも参加しています。

そして、クレジットカードで貯めたポイントをマイルに移行している方もいると思います。

まず、利用する航空会社が決まっていて、かつ航空機を利用した出張が多いなら、航空会社と提携したクレジットカードを持つのがベストだと思います。
理由は、航空機を利用した際にフライトマイルがどんどん貯まるから。

別にプラチナカードクラスにこだわらなくても、ゴールドカードでも十分。
JALカードなんかは、搭乗ごとのボーナスマイルもショッピングマイルも、ゴールドとプラチナで違いはありません。
ANAの場合は、ゴールドカードかその上のプレミアムカードかでは、年会費の開きが大きいので単にマイルが貯まりやすいかどうかだけでなく、高額な年会費を支払う価値があるのかどうかも検討する必要があります。


ただ、現在はLCCも増えるなど航空会社は多様化し、宿泊予約サイトで航空券セットで購入するケースが増えるなどが起因して、特定の航空会社と提携したクレジットカード会員数は昔ほど多くない傾向にあります。
僕自身も25年前にはJALのCLUB-Aゴールドを5年以上保有していましたが、結局解約しました。

マイルに移行できるクレジットカードは多いが

ショッピングでの利用で貯めたポイントをマイルに移行できるクレジットカードは多いというか、ほとんどのクレジットカードが対応しています。
移行できるマイレージプログラムが、JALなのかANAなのか等、制約はありますが。

しかし、ポイントをマイルに移行した場合の移行レート(換算レートだったりマイル還元率だったり各社で呼び方は異なります)が、プラチナカードだったらどのカードでも高い!というワケではありません。
ポイント還元率が各カードで異なるように、いや、ポイント還元率以上にマイル還元率は各社で開きがあります。

ここでは、各カード会社が発行するプロパーカードに焦点を絞り、マイルへの移行換算率の高いプラチナカードをピックアップして紹介したいと思います。

JALならこれしかない!

JALマイレージバンクを利用しているなら、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード(以降、セゾンプラチナ・アメックス)とセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード(以降、セゾンプラチナ・ビジネス)

JALマイルを貯めたいなら、このカードしかありません!
しかも、このプラチナカード、年会費22,000円(税込)と格安。

JALのマイルが貯まりやすくなるプログラム【SAISON MILE CLUB(セゾンマイルクラブ)】を用意し、セゾンプラチナ・アメックスやセゾンプラチナ・ビジネス会員が登録するにはサービス年会費5,500円(税込)の支払いが必要。
有料ではありますが、年間100万円以上の利用が見込まれ、JALマイルを貯めたいなら、絶対登録した方がお得です。

JALの機体

セゾンマイルクラブに登録した場合、1,000円の利用ごとにJALの10マイルが貯まるほか、永久不滅ポイントも通常の半分となりますが2,000円=1ptが貯まります。
(※税金等の支払いにおいては、マイルおよび永久不滅ポイントの貯まり方が異なりますのでご注意ください。)

仮に年間200万円の利用があったとすると、JALマイルが20,000マイル貯まり、永久不滅ポイントも1,000pt貯まっています。
この永久不滅ポイントもJALマイルに交換すると、結局のところ、22500マイルが貯まるんです。
マイル還元率に換算すると、1.125%!

つまり、年会費を大きく超えるメリットを秘めたプラチナカードなんです。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード券面画像 年会費 本会員 22,000円(税込)
追加カード 1名につき3,300円(税込)で4枚まで追加可能
申込み対象者 個人事業主または経営者の方 (学生、未成年を除く)
カードブランド アメックスのロゴマーク
※追加カードは、18歳以上の社員または本会員と生計をともにする
18歳以上の同性の家族が申込み可能です。

ANAならこの2枚

ANA航空機の写真

ANAを利用するなら、アメックスプラチナとダイナースプレミアムがマイルへの移行換算レートをみると高いです。
ただし、アメックスプラチナが年会費165,000円(税込)、ダイナースプレミアムが年会費143,000円(税込)と高額なこと、および年間移行上限マイル数が4万マイルに制限されているので、注意が必要。

確かに4万マイルなら金額にして10万円相当になると捉えることもできますが、それでも年会費の元を取るには至らず、他の優待特典を活用する必要があります。
この辺のバランスをしっかり見極めて入会を検討すべきでしょう。

さて、肝心のマイル還元率ですが、
アメックスプラチナが1.0%
ダイナースプレミアムが1.5%

圧倒的にダイナースクラブ プレミアムカードが優位です。

ダイナースクラブ プレミアムカード
ダイナースクラブ プレミアムカード券面画像 年会費 本会員 143,000円(税込)
家族会員 無料
取得方法 インビテーション
カードブランド ダイナースクラブ ロゴ
ダイナースクラブ プレミアムカードの年会費と特典・メリット
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード券面画像 年会費 本会員 165,000円(税込)
家族会員 4名まで無料
取得方法 新規申込み
カードブランド アメックスのロゴマーク

還元率は落ちるがラグジュアリーカードも

前述のカードと比べてマイル還元率は落ちますが、ラグジュアリーカードのブラックカードも候補として挙げておきます。
年会費は110,000円(税込)と高額な部類に入りますが、JAL、ANAともに、マイル還元率0.75%。
アメックスプラチナやダイナースプレミアムは、AMCに移行する場合、年間4万マイルまでという上限設定がありますが、ラグジュアリーカードにはありません。
なので、年間1000万円以上の利用があるなど、移行マイルが大きな方にとって、ラグジュアリーカードの方がメリットを大きく受ける場合があります。

そのほか、ラグジュアリーカードはnanacoや楽天Edyを除き、Suicaなどへのチャージもポイント付与の対象。
これを利用して、ANA Payにラグジュアリーカードでチャージして、ANA Payで支払いをすることで、ANA Payでのマイル還元率0.5%も獲得可能。
つまり、ラグジュアリーカード(ブラックカード)のマイル還元率0.75%とANA Payのマイル還元率0.5%を合算すると、合計で1.25%のマイル還元率を達成することが出来ます。

実際にラグジュアリーカード会員の中にはマイルを二重取りしている方もおり、年間移行上限も無いことから、使い方によってはかなり魅力的な1枚となります。

ラグジュアリーカード(BLACK CARD)
BLACK CARDの券面画像 年会費 本会員 110,000円(税込)
家族会員 27,500円(税込)/人
取得方法 新規申込み
※20歳未満の方、および学生の方はお申込みいただけません
カードブランド MasterCard
カード 移行レート 備考
JCBプラチナの券面画像 JAL:1000円=1pt=3マイル
ANA:1000円=1pt=3マイル
JCBザ・クラスの券面画像 JAL:1000円=1pt=3マイル
ANA:1000円=1pt=3マイル
MUFGプラチナの券面画像 JAL:1000円=1pt=8マイル JALの場合。年間参加費3,300円、移行手数料6,600円
三井住友カード プラチナの券面画像 ANA 1000円=1pt=3マイル
セゾンプラチナアメックスの券面画像 JAL:1000円=10マイル
ANA:1000円=1pt=3マイル
JALに関しては、ショッピングご利用でマイルが貯まる「SAISON MILE CLUB」登録時
さらに永久不滅ポイントもJMBに移行すれば1.125%のマイル還元率
セゾンプラチナビジネスの券面画像 JAL:1000円=10マイル
ANA:1000円=1pt=3マイル
JALに関しては、ショッピングご利用でマイルが貯まる「SAISON MILE CLUB」登録時
さらに永久不滅ポイントもJMBに移行すれば1.125%のマイル還元率
アメックスプラチナの券面画像 ANA:100円=1pt=1マイル メンバーシップ・リワード・プラス登録時
年間移行上限を4万マイルに制限
ダイナース プレミアムの券面画像 ANA:100円=1.5pt=1.5マイル 年間移行上限を4万マイルに制限
ラグジュアリーカード(TITANIUM)の券面画像 JAL:1,000円=2pt=6マイル
ANA:1,000円=2pt=6マイル
ラグジュアリーカード(BLACK)の券面画像 JAL:1,000円=2.5pt=7.5マイル
ANA:1,000円=2.5pt=7.5マイル


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クレジットカード利用歴約30年。プラチナカードはポイントで年会費相当のメリットを受けるのではなく、優待特典・サービスを活用して得られる「エクスペリエンス」が最も重要。
ポイント還元率重視なら年会費無料カードを選べばいい。
自分の価値観に合ったプラチナカードを選べば、生活はより豊かになるとの確信のもと、当サイトを運営しています。

執筆 長谷川 亮

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