ギフト券交換で0.6%のポイント還元率を1.5%に上昇させる
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ダイナースクラブ プレミアムカードは、ダイナースクラブ リワードポイントが毎月のカード利用合計金額100円につき1.5ポイント貯まります。
一般カード(ダイナースクラブカード)の1.5倍の付与ポイントで、どんどんポイントが貯まっていきます。
※2019年9月16日利用分より100円=1.5ポイントへ変更となりました。
さらに、貯めたポイントはお好きな商品・ギフトカードなどとの交換のほか、提携航空会社のマイレージプログラムに移行することができ、とくにANAのマイレージクラブに関しては1ポイント=1マイル相当となり、クレジットカードとしては最強レベルとなります。
これはスタンダードタイプのダイナースクラブカードには無いポイント付与率で、年間利用額が高額な方は大きな恩恵を受けます。
100円=1pt貯まると書くと、なんだか凄いポイントが貯まりそうなイメージもありますが、“ポイント還元率”は決して高くありません。
たとえば、プレミアムカードを100万円利用して貯めた15,000pt。
これをJCBギフトカードに交換した場合、5,000円分(12,000pt分)となり、3,000ptが余ります。(概ね1,250円くらいの余り)
ポイント還元率に換算すると0.6%くらい。
同様に、キャッシュバックに利用した場合は、5,000円分(10,000pt分)に値し、5,000ptが余ります。(2,500円相当の余り)
こちらは、ポイント還元率に換算すると0.75%相当となります。
ダイナースクラブ プレミアムカードをお持ちで航空機をよく利用される方なら、多くの場合はグローバルマイレージを活用すると思います。
年間以上上限があるものの、ANAだと年間で4万マイルまで移行できます。
ダイナースクラブ プレミアムカードは100円=1.5pt=1.5マイル相当。クレジットカードの中では、マイルへの移行レートが非常に高い部類です。
ただ、航空機に乗る機会はほとんど無いからと、マイルへの移行をしない方もいるかと思います。
しかし、航空機を利用した旅行や出張がほとんどない方でも、グローバルマイレージに登録(プレミアムカードは登録料無料)したほうが絶対にいいです。
ANAマイレージクラブでは、貯めたポイントを特典航空券に利用することはもちろん可能ですが、提携ポイントプログラムにマイルを移行することも可能です。
ANAのマイルを楽天Edyやnanacoに交換した場合、1マイル=1円相当で移行することが可能。
グローバルマイレージを利用せず、ダイナースクラブ プレミアムカードで、たとえば貯めた12,000ポイントをJCBギフトカードに交換した場合、5000円相当となりますが、ANAマイレージクラブへ移行することで12,000pt=12,000マイル=12,000円相当の楽天Edyやnanacoポイントに移行することができます。
つまり、実質的なポイント還元率は1.5%まで跳ね上がるのです。
なので、航空機を利用するか否かにかかわらず、グローバルマイレージを利用した方が絶対にお得です。
また、ANAを含む提携航空会社のマイルに移行した場合のレートを参考までに下表にまとめます。
航空会社 | 移行レート | 年間 移行上限 |
ANA | 1,000pt=1,000mile | 4万マイル |
デルタ航空 | 2,000pt=1,000mile | 14万マイル |
ユナイテッド航空 | 2,000pt=1,000mile | 12万マイル |
大韓航空 | 2,000pt=1,000mile | 12万マイル |
JAL | 2,500pt=1,000mile | 上限なし |
プレミアムコンパニオンカードとなるTRUST CLUBワールドエリートカードは出番がないと思っている方もいますが、上手く活用することでポイントを効率的に貯めていくことが可能です。
ダイナースクラブカードは、プレミアムカードも含めて、電気・水道・ガスなどの光熱費や、病院、携帯電話、プロバイダー等通信料、NHK受信料などでは200円=1ptしか貯まりません。
税金や保険料の支払いも同じです。
プレミアムカードは、通常100円=1.5ptですから、これが200円=1ptとなると非常に大きなポイント還元率の低下となります。
しかし、プレミアムコンパニオンカードは前述の税金や光熱費などのケースにおいても100円=1ptと変わらないのです。
ダイナースクラブカードはANAマイルに交換する場合、1pt=1マイルとなりますので、プレミアムコンパニオンカードのマイル還元率は税金等の支払いであっても1%。
これを上手く活用しない手はありません。
ダイナースの一般カードに付帯するコンパニオンカードは、ほとんど出番のないカードですが、プレミアムコンパニオンカードは上手に活用することで、ポイントを効率的に貯めていくことが可能です。
ダイナースクラブ プレミアムカードと比較されることの多いアメックスプラチナも税金や病院等ではポイント還元率が大きく低下するほか、ラグジュアリーカードも税金の支払いではハードルの高い条件をクリアしない限り大きくポイント還元率が低下します。
なので、ANAマイルを貯めたい方には、他カードと比べても大きなメリットがあります。
2022年途中から“キャンペーン”として、コンビニ等の特定の対象加盟店でポイント倍率がアップするキャンペーンを実施していましたが、2024年4月1日より「優待」として付帯されました。
セブン-イレブンなど、対象加盟店をよく利用される方は、大きくポイントが貯まるので非常に魅力的です。
現在、以下の加盟店でダイナースクラブカードを利用するとポイントが5倍付与されます。(通常ポイントを含む)
※百貨店や駅ビル、ショッピングセンターなどの商業施設内にある店舗、ガソリンスタンド併設店舗、その他一部の店舗ではボーナスポイント加算の対象とならない場合があります。
※スマホ決済(QUICPay)およびプレミアムメタルカード、家族カードのご利用分も対象となります。
※マクドナルドはモバイルオーダー、マックデリバリーもポイント加算対象です。
※プレミアムコンパニオンカード、ビジネス・アカウントカードのご利用は対象外です。
年会費 | 本会員 | 143,000円(税込) | |
家族会員 | 無料 | ||
取得方法 | インビテーション | ||
カードブランド | |||
年会費 | 本会員 | 143,000円(税込) | |
家族会員 | 無料 | ||
取得方法 | インビテーション | ||
カードブランド | |||
プラチナカードはポイントで年会費相当のメリットを受けるのではなく、優待特典・サービスを活用して得られる「エクスペリエンス」が最も重要。ポイント還元率重視なら年会費無料カードを選べばいい。
自分の価値観に合ったプラチナカードを選べば、生活はより豊かになるとの確信のもと、当サイトを運営しています。
執筆 長谷川 亮
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